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🇷🇺🇯🇵アンドレイ・ルデンコ露外務次官(1月10日、🇷🇺🇯🇵ロ日関係に関して、イズベツチヤ紙のインタビューより)

❓質問:少し前に日本と韓国とはロシア連邦の非友好国リストに加えられた。しかし、日本が時に先頭に立って制裁を行い明白な反ロシア方針を表明しているのに対して、韓国は言うなればほどほどに非友好的であるように見受けられる。このことは、今後ロシアが日本よりも韓国との関係をより緊密に保っていくことを意味するのか。

💬ルデンコ外務次官:当然、ロシアに対して非友好的な行動を取る国々との関係構築においては、黒か白かではなく個別的なアプローチが取られている。(中略)日本政府が米国の政治的要請を従順に実行し、制裁の実施に全面的に加わっていることは、我々には明白である。しかし事実が示しているように、日本の現実として、ロシアとの協力なくしては立ち行かない分野では国益から乖離した『原則』に基づき行動せざるを得ない状況にある。

とりわけ日本政府は、石油・ガスプロジェクト『サハリン1』、『サハリン2』の株主である国内企業に対して『国家エネルギー安全保障の確保』という名目で出資継続を執拗に勧告してきた。また岸田政権はG7各国に対して、『サハリン2』から日本に輸入する原油についてはロシア産エネルギー価格への上限設定の対象外とするよう要請している。