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忘れてならないのが          おばあちゃんのごはん

   

身体は勿論、頭を働かせるためにはたくさんのエネルギーが必要です。
なかでも「魚を食べると頭が良くなる」とはよく言われますが、、、


私が離婚したのは娘が小学校にあがるときでした。
それまで専業主婦をしていましたが、仕事に出るためにすぐに両親に同居をお願いしました。

仕事で帰宅が遅くなる私に代わって、休日以外は母が夕食の仕度をしてくれましたので、娘の口に入るのはほとんどが「おばあちゃんのごはん」でした。
娘はハンバーグやカレーライス、オムライス等いわゆる子供が好きなメニューはもちろん、母のおかげで切り干し大根の煮物やひじき、煮魚、えんどう豆の卵とじなど和食も大好きになりました。

ここでちょっと考えてみて下さい。
私たちの身体は何で出来ているでしょうか。
骨、筋肉、脂肪、血液、、、ですよね。
そしてそれらは全て「自分の食べたもの」で出来ています。

大人も子供も、皆さんの身体は「自分の食べたもの」で出来ています。

子供の身体作りに食事は大切だとわかっていても栄養学を学んだわけでもないし、アスリートに育てるわけでもないし、メニューを考えるのはなかなか難しいところです。細かいことは抜きにして主食、お肉、魚、野菜...ざっくり色々食べさせるようにしていました。

ずいぶん前の話ですが、知り合いのお母さんが「うちの子はお菓子ばっかり食べて、ご飯を食べてくれない」と嘆いていました。
よくよく聞いてみると夕方おなかがすくとお菓子を出してきて食べてしまい、「もう夕飯はいらない」という風になるとのこと。
魔法使いでもない限り、仕事から帰ってすぐ食事ができるわけはありません。空腹の子供にとりあえずお菓子を与えてしまうのもわかります。   でも、食べる量は加減できたでしょう。
身体が何で出来てるかを考えれば、夕食が入らないほどお菓子を食べてしまうのは問題ですよね。

母も私も決して料理が得意な方ではありません。
うちのおやつはさつま芋のバター焼きだったり、夏は枝豆やとうもろこし等、簡単に焼くだけ、茹でるだけで美味しいものが多かったように思います。
私のように料理が苦手な方は、そういうものをおやつにして夕食までもたせるのもいいかと思います。


勿論うちの子もスナック菓子も食べてはいましたが、子供には加減が必要かと思います。
子供にはなるべくで構わないので身体に良いものを食べさせてあげて下さい。


昨年亡くなってしまいましたが                    いつまでもいつまでも母には感謝しています。

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