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なぜ、私が『子育て論』を書こうと思ったか

「子供が勉強しなくて困っています…」と言う声をよく耳にします。

しかし、私は娘に一度も「勉強しなさい!」と言ったことはありません。
口うるさく言わなくても、自主的に勉強する子を育てた私の子育て方法をご紹介したいと思いました。

難しいことは何一つしていません。私は幼児教育を勉強していたとか、子供の心理学などを学んだことはありません。いわゆる一般的な普通の母親です。難しいことは出来ません。                    だから私が出来たことは大抵の人が出来るのではないかと思います。


まず、うちの子は幼稚園、小学校、中学校と地元の公立校へ通っていました。高校はその地域では難関と言われている公立高校へ進学しました。
現在は留学し、その分野ではヨーロッパでトップと言われている大学で学んでいます。


高校に合格した後には、受講していた通信教育会社から合格者体験記に掲載したいとの事でインタビューのお話がありました。
私も一緒に出向いたところ、勉強の方法や勉強していた時間などの質問をされましたが、質問に答える子供の傍らで私は終始黙って見守っていました。
質問内容によっては私の方へも投げかけて来られたのですが、答えることが出来ませんでした。なぜか?

「緊張して何もしゃべらないのではなくて、勉強にはほとんど関与してないのです。受講する講座のコースも娘が自分で決めたのでOKしました。塾も自分で行きたい所を探してきたので面接には一緒に行き、話を聞きOKしました。勉強に関して私が何か指図したこともなく”勉強しなさい”と言った事もないのでどんなふうに勉強していたのかも知らないので答えられないのですよ。」
と言うと、スタッフの方はすごく驚かれて
「どうしたらそんな風に育つのですか?って聞かれないですか?」    と言われました。
それまで何か特別な事をしてきたつもりはなかったのですが、もしかしたら私の子育ての方法を知りたい人がいるかもしれないのかな?と思った瞬間でした。

また、ママ友や同僚など周りの人たちからも子供の勉強方法に関して色々と聞かれることが多くありました。
「一日に何時間位勉強していたの?」
「何年生からどこの塾に行ってたの?」
「どんな風に勉強していたの?」 etc...

「さあ?私は日中は仕事で家にいないし、部活は楽しそうにしていて疲れて帰宅したらお昼寝してたって言うし、いつ勉強してるのかなあ?」
「塾にはクラブを引退した中3の秋から行ってたよ」
「私は”勉強しなさい”と言ったことは一度もないからどんな風に勉強していたかも知らないの」
と答えると皆さん驚かれて、次の質問は               「どうやったらそんな子に育つの?」                 でした。

皆さんとの会話の中で、私の考え方や声かけの仕方の違うところ、目指しているところが違うなと思ったことがあり「どうやったらこんな子に育ったか」を公表したら誰かの役に立つのではないかと思いました。

これから、様々なエピソードを交えながら私がしてきた子育てのアイデアを紹介していきます。


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