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【イラスト&コラム】我々は本当に、ただの遺伝子を運ぶ為の乗り物に過ぎない存在なのか?

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学生の頃、リチャード・ドーキンス著の
『利己的な遺伝子』と言う本を
本屋さんで読んで度肝を抜かれました。

https://www.amazon.co.jp/dp/431401153X/ref=cm_sw_r_cp_api_i_BCJP7MAHB2CH8VKDJZ3C

有名な本なので、
ご存知の方も多くいらっしゃるかと思いますが、
超要約すると、

『すべての生き物は遺伝子を運ぶ為の乗り物に過ぎない』

と言う内容のもの。
(もっともっと専門的なことがたくさん書いてありますが)


気になる方は検索、または読んでみてください😇

私がこの本を読んでから、
かなり時が経っていて、
調べ直したりもしたのですが、
未だに

「なんというか、虚しい説だな〜」
と感じています。

遺伝子学的立場から見れば、
そう見えることもあるのかもしれませんし、
私がセンチメンタルで感情的なのかもしれませんが、
仮にそうだとしたら、

我々生き物は悲しすぎる。


そんなに切ない存在ではないと思う。

確かに生物は遺伝子の器かもしれないし、
髪、瞳、肌の色、容姿など、
遺伝子がいろいろなことを『決定』はしている。


しかし、『遺伝子ありき』ではないし、
『遺伝子が主役』ではない。


我々は遺伝子に操られているわけではないし、
あくまで、我々が遺伝子に乗って『運転』していると思うのだ。

『運転』しているのは、心とか精神とか、
魂と呼ばれているものと思う。


この本の説に賛成してしまうと、
我々はただの遺伝子の操り人形、道具でしか
なくなってしまう。


いや、もっと意味のない存在かも…。

そう思えてくるから、
この本はすさまじい影響力がある。

私は万物、何事にも意味があって生まれてきていると思っているので、
私の何かを激震させる、衝撃的な本でありました。


賛成反対以前に、
人の心を揺さぶるのは間違いないです。


読んだ時から歳月が経ちすぎ、
内容がうろ覚えなので、
また読み返したいと思ったけれど、

賛同は、今もできそうにないかなぁ…。


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