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#親子で絵本時間 に参加!

絵本作家えがしらみちこ さんの「えほんやさん」の、こちらの企画に参加してみました◎
募集期間が5月3日(日)までの企画です。

詳細はこちらから。

私は、子供がいないので、自分が親の立場の「親子で絵本時間」はないのですが、私の親との「親子で絵本時間」ならあるじゃないかー!と、思い立ち、母親に自分の子供時代の「絵本の時間」をLINEで聞いてみました。

うちの母は、家族の中でも仕事が一番多忙な人なのです。
ですが、現在在宅になっており、家で過ごしているので、私の子供の頃の「親子で絵本時間」の質問をしたら、なんと写真付きで下記の回答をしてくれたのです!

はじめての絵本は1歳半〜2歳くらい
ディックブルーナの『うさこちゃん』
色々なおしごとの絵があって
豆をとる農家の人にすごく興味もっていて1番好きだった。

移動図書館のバスが来てるのを近所の人に教えてもらって
歩いて連れて行った。
はじめて借りたのが『タンタンのずぼん』

本は毎晩、読んで聞かせてたよ。

新美南吉の『手ぶくろをかい』に
とか『ちいさいおうち』とか。

とのことでした。
このエピソードが送られてきても、私はほとんどのことを覚えておらず「絵本、毎晩読んでもらってたんだ・・・」と、しみじみしてしまいました。

私が個人的に覚えがあるのが『ちいさいおうち』からの記憶なのです。それ以前の記憶がなく、『うさこちゃん』もすごくうっすらなんとなく・・・
『タンタンのずぼん』においては、弟が読んでいた絵本。というような記憶なのです。

今回の母とのやり取りから、今、みんなお家にいて、離れているお母さんやお父さんに日頃であれば聞かないような質問をしてみるのも良いかもしれない!と、思いました。

昔のアルバムから写真を見つけてくれた母は、在宅になって家の時間を久しぶりに過ごしているからなんだろうなぁ。と、思いました。
(これが普通に仕事をしている時の母へ聞いていたら、写真付きの回答は得られなかったはずです。)

お子さんがいる方は、「自分と子供の親子の絵本時間」も「自分と両親との親子の絵本時間」両方あるなんだなぁ。と、ひとつのテーマにおいても2つも楽しみがあるんだなぁ。と、思ったりしました。

もちろん、私のように子供がいない人(例えば学生さんとか!)も、こんな時だからこそ、日頃取らないような内容のコミュニケーションを家族と楽しむのもありだな!と、思いました。
お母さんもお父さんも思いがけず懐かしいなぁ、って、答えてくれるかもしれないですよ。

私は、久しぶりに自分の子供の頃の写真を見ました!こんな柄のパジャマ着てたのか・・・サイドに挟まってるミッキーがすごいレトロ!くま?のぬいぐるみもなんだか可愛い!
でも、悲しいことに全く覚えておらずでした・・・。
かすりもしないほどに覚えておりませんでした。
本当に子供の頃の記憶がほとんどなく(そういう人、私以外にもきっといますよね)こんなことってあるのでしょうかね。

先日、フランスに住んでいる幼稚園からの幼なじみが、この状況になり、久しぶりに連絡をくれたのですが、「初めて一緒に風の谷のナウシカを見た時のことを思い出した」とメッセージにあり、「私の初めてのナウシカ?!」ってなりました。
よく考えたら、風の谷のナウシカを初めて見たのがいつだったかということを全く覚えていなかったのでした・・・・。なので、友達と見たというエピソードも全く覚えてなかったのでした・・・・。
全く覚えて無いづくしのこども時代・・・・。(もちろん覚えていることもあります。小学3年生まで住んでいた平家の一軒家には庭があり、確か階段3段くらいの木の滑り台が置いてあったこととか・・・持っていたジェニーちゃん?のお人形の髪の毛を切って遊んでいたこととか・・・)
そんな私は、幼少期の絵本の記憶があまり無いのに、今は絵本の仕事をしています。
今、私は周りの人たちと、様々な絵本イベントを行ったり、絵本を作ったり、絵本を売ったりすることで、自分以外の人たちの「親子で絵本時間」を作るきっかけになるようなことをたくさんしているなぁと、思いました。
自分が子供の頃では想像もできないような「親子で絵本時間」がたくさんあるような気がします。
親子の数だけ、それぞれの時代時代の絵本時間があって、今の子供たちが、大人になったときに、思い出す絵本時間が思わず笑顔になっちゃうような時間だったらいいな、と思いました。
「私が子供の頃、ニジノ絵本屋っていう絵本屋の絵本ライブに連れて行ってもらってたんだけど、横にいるお父さんとお母さんを見上げたら、絵本の読み聞かせで、たてノリでノリに乗ってたわ」みたいなエピソードが10年後とかに誰かから聞けたら「そんな親子の絵本時間もありだったでしょ!」って、仲間と笑っていたいなと思いました。
今、私は、父や母からよくLINEに、新聞で絵本の記事が載っていたと写真が送られてきたりします。両親は生活の中で「絵本」というワードを目にすると私を思い出し、すぐに連絡をくれるのです。
今、私はこんな感じに、私なりの「親子で絵本時間」を過ごしています。

今回の企画で、絵本で母とコミュニケーションが取れて、改めて自分の子供時代の絵本時間が知れて嬉しかったです。
えほんやさん!ありがとうございました。

5月3日(日)までの企画ですが、この日曜日!まだ参加されていない方は、参加してみてはいかがでしょうか?

「親子で絵本時間」の企画の経緯の記事があったのでこちらも合わせてご紹介です。




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