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「わかちゃんの折り紙」_わかちゃんのお母さんに聞いてみました_その2

絵本『ビーズのおともだち』ができるまで_番外編

このエピソードはわかちゃんのお母さんにお話を聞きました。この回は、絵本『ビーズのおともだち』にも出てくる、折り紙のお話です。

絵本『ビーズのおともだち』の最初のシーン

 入院生活は、ベッドの上で長い時間を過ごします。わかは幼稚園のころから、工作が好きでした。折り紙とマスキングテープがあれば、想像力豊かにいろいろなものが作れます。母の日にはカーネーション、こどもの日には鯉のぼり、思い出の作品は山ほどあります。

当時の折り紙とマスキングテープの作品たち。病院のベッドの横のテレビ台に飾っていました。
机の上の虹の折り紙は・・・
なんと!本物の虹の折り紙!
てるてるぼうずも!

 折り紙を折るという作業は、気持ちを落ち着かせる効果があるのかもしれません。わかは時々、同じ作品を大量に作り続けることがありました。
 例えば、ノート、カブト、バラ、箱などです。ノートは、折り紙を重ねて、10ページくらいになります。たまに漫画が描いてありました。漫画は中途半端に途切れていたりするのですが、それを読むのが私の楽しみでした。

折り紙を重ねた10ページくらいのノート

 今回のお話に登場するバラの折り紙は、そんな折り紙工作の思い出がきっかけになっています。11歳になったわかは、お花が大好きな女の子です。

絵本『ビーズのおともだち』バラの折り紙が登場するシーン

▼試し読みができる、絵本『ビーズのおともだち』公式サイト

▼202年こどもの日に産経新聞に掲載されました。

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