見出し画像

寒いけれど行ってきます

突然舞い込んだ友人の訃報。
まめにやり取りをしていた訳でもなく、忘れた頃に SNSでやり取りをするくらいだった。最後にあったのは6年くらい前かな。

くも膜下出血を起こし退院した直後は
「いつどこで何が起きるかわからない」
そう思って病気のことを知っている人と積極的に会った。

けれども自分から病のことを知らせるのは何となく気が引けて、くも膜下出血だったことを知らない人とはこれといって連絡を取らなかった。

高次脳機能障害がわかってからはあまり人と会わなくなった。
そして今は人と会うのが億劫になっている。

年明けには恩師が心筋梗塞の後遺症で意思の疎通が取れない状態であるとことを知らされた。

差し上げた賀状に
「秋の同窓会でお目にかかれることを楽しみにしています」
そうコメントしたのを奥様が読み
「残念ながらそれは叶いそうもありません」
泣きながらお電話を下さった。

先日は15年近く共に暮らした愛犬の死。

そして昨夜の友人の訃報。

これらは私に一体何をもたらすのだろうか。

「いつどこで何が起こるのかわからない」
このことは再認識させられた

再認識した自分はどこへ向かうのだろうか?

偶然にも今日はある講座を受けに行く。
ここから先、何かにつながるのかはわからない。
けれどもちょと違った心構えで出かけることになった。

外は寒いけれどちょっと行ってきます。