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何のために学ぶのか?
と聞かれたら困ることがあります。

相手を納得させるような言葉を、どんなにすばらしい人が言ったとしても、私には若干疑問が残ります。それって本当のこと?つまり、その答えは、子どもが見つけ出すこと以外、本当の正解ではないかもしれないと思っているのです。

今日は、そんな答えのない問いに対する、おすすめの映画を紹介します。

その名も「世界の果ての通学路」という映画です。見ている人の心に「なぜ学ぶのか」という答えが、色々に浮き上がらせてくれる映画です。

この映画は、2013年、フランスで公開されました。
ケニア、アルゼンチン、モロッコ、インド、それぞれ、言語も文化も宗教も、大陸も肌の色も違う子どもたちが、みな同じように道なき道を学校へと歩きます。野生動物が出てきたり、川の上をゴンドラで渡ったりと、まさに命がけで、学校へ通うのです。もくもくと、ひたすらに、あきらめず、悪路を乗り越え、トラブルを解決しながら歩きます。

ようやくたどり着いた学校。決して恵まれているとは言えない環境でも、彼らは必死に学びます。そんな様子を見ていると、なんのために学ぶのか?という自分の中の答えがわいてきます。おすすめです。夏休み、ぜひご覧ください。

                        三浦健太朗

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