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いきなりふざけたタイトルですみません。

1月の3連休、上京しました。そして、朝からビールを飲み、昼にもビールを飲み新幹線に乗って帰るなんてことをしました。

そこで思っていたのは、

「東京は、朝から飲める場所があってすげえな~。」

でした。そんな朝のみ、昼のみを羨んでいた私ですが、地元にも、昼のみができるお店が出来てしまいました。

そして、その数年後を見越しているであろう経営戦略を自分なりにライトに語りたいと思います。


まずは実地踏査。
オープンを知った12月、忘年会で知人と2次会で噂のお店に行こうということになり、足を運びましたが、店の外にもお客さんがあふれていて、断念しました。おぉ、夜は大繁盛。

年が明けて1月。長男坊(小学生)と街に用事があり、お父さんのお使いに付き合ってくれたご褒美に、何か温かいものを食べていいよ(その日の最高気温は氷点下)となり、息子から出たのが「銀だこ」でした。これを好機ととらえ、11時30分に銀だこに入店しました。

昼メニューなんてありません。がっつり夜の雰囲気を醸し出したお品書き。
そんな中で、おろしポン酢のたこ焼きと明太子マヨのたこ焼きを頼み、水を汲みに行きました。ウォーターサーバーの横には、ドリンクバーの機会があり、奥に陣取っていた若者たちが利用していました。
そして、息子と2人で座っている横には、高校生カップルが、幸せそうな顔で談笑していました。
「嗚呼、私が高校生のころは、ロッテリアだったなぁ、モスバーガーだったなぁ」と懐かしんでいるところに、もろきゅうが運ばれていく高校生テーブル。2年後には、彼らはハイボール片手に愛について語り合うのだろうと勝手に妄想。
昼のお客さんの様子を見ていると、完全なるノンアルコール市場でした。
居酒屋のランチ的なお品書きでもない状態でも、一定数のお客さんの回転はあり、収益は見込めそうでした。


考察
夜は、居酒屋なので一般のお店と変わりなし。
問題は居酒屋メニューでの昼営業です。私の地元は車社会なので、昼からのビールは見込めません。
しかし、テイクアウト用のドアがあり、持ち帰りでの収益が見込めます。
加えて、昼営業を乗り切る秘策があるなぁと。
内装がおしゃれな感じで、「お茶してく!?」的な感覚でたこ焼き食べていくマダムや高校生たちも多くいそうです。ドリンクバーも充実しています。

おそらく今後、学生さんの昼利用は増えてくると思います。そして、その学生さんたちは、昼営業にも関わらず飲みたがりの大人が昼間っからお酒を飲んでいる姿にも遭遇することでしょう。つまり、居酒屋への敷居が下がることに加え、昼間からお酒を飲むことへの抵抗感は薄れていくように感じました。
息子も、保護者同伴ではありましたが、日中の居酒屋デビューを飾ってしまいました。

今の大人のニーズにも応えつつ、数年後の顧客を生み出す経営戦略。

そんなことを勝手に片田舎で妄想した1月の週末でした。

らっぱぼうず@三浦真司


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