仕事で言われたことを出来なかった時はこうしよう

「仕事が時間内に終わらなかった」「上司から無茶振りをされた」こんなことはありませんか？
今回はそんな時にどうすれば良いかの話をしたいと思います。

仕事が出来なかった時は下手に落ち込まずに開き直ろう

仕事で言われたことを時間内に出来なかった時は開き直ろう。
ただし、ここでいう「開き直る」というのは相手に文句を言うことではない。余計なことは何も言わずに「出来ませんでした」と素直に伝えるだけである。

出来なかったことは仕方ないし、手を抜いていたり、改善の余地があるならともかく、終わらなかったものはどうしようもない。

なので、そういう時は

「ちょっと無理でした」
「あともうちょっとで終わります」
「ここまで出来ました」
などの言葉で素直に事実を伝えよう。

仕事が終わらなかった責任はあなたの責任であるが、あなただけの責任ではないということも忘れてはならない。

人によっては「それはデキないやつが使う言葉だ」と言うかもしれないが、それはお互いさまである。
そもそもデキる上司は能力の合っていない仕事を割り振ったりしない。その人ができることとできないことを完全に把握してこそデキる上司といえる。

もしあなたが上司という立場なのであれば、部下の能力、性格をある程度は把握しておくに越したことはない。
強引にプッシュするのも良いとは思うが、それに応じるかどうかは部下次第だということは覚えておこう。

自分の能力を把握していない上司を攻める必要は全くない。上司は上司で独自のやり方があり、頑張っているのである。

自分に無茶な仕事を割り振った上司を攻める必要はない。上司もミスをすることがあるのは当たり前であり、当然のこと。
上司の仕事の割り振りミスなどの余計なことは指摘せずに「時間内に終わりませんでした。どうしましょうか？」の一言で済ますようにしよう。

人には人のやり方がある。まずは自分から相手のやり方を認めよう。そうすれば相手もあなたのやり方を認めてくれるはずだ。

自分の最低限の責任をしっかり果たそう

まずは自分の作業にマズイところがないかを見直そう。
初めに自分の作業のやり方におかしいところがないかを見直そう。
自分の作業を見直した上で改善の余地がなかった時のみ、今回の方法を使おう。そうしないと上司に「どういう方法でやってる？」と聞かれた時に困ることになる。ちゃんとした方法でやっていて出来なかった時にこそ説得力が生まれ、無茶な要求がなくなることを決して忘れてはならない。

上司があなたに大きな期待をしている場合もある。

上司があなたに多大な期待をしているために、敢えてハードルを上げた仕事を割り振っている場合もある。
その期待に応えるかどうかはアナタ次第だ。期待に応えるのが一番良いが、もしそれが重かったりしたときは断るのも選択肢の一つである。
今後どうなりたいかをよく考えた上で決めよう。

上司に自分のことを諦めさせ、マイペースで仕事をするための最終手段

上司に「もっと作業スピードを上げてくれ」と急かされた時には「もっと早くやるためにはどうしたら良いのか、やり方を教えて下さい」と聞き返そう。そうすれば相手は黙る。もしくはより良い方法を教えてくれるはずだ。

もし「自分で考えろ」という感じでやり方を教えてくれなかった時には、次から「今新しいやり方を考えている途中です」「なかなか思いつかないんですよ。何かアイデアありませんか？」という感じで適当に話を合わせればOK。このやり取りが何度も続いた時には、上司は諦めてあなたに何も言わなくなり、あなたは自分のペースで仕事をすることができるようになる。

なお、この言葉は自分がちゃんとやっている時にのみ使える伝家の宝刀である。くれぐれもサボるために使わないようにしよう。この言葉は文字通り「切り札」であり、可能な限り使わないことをオススメしたい。このやり方はあなたの評価が下がる可能性があり、出世を考えているならば使わない方がよい。

どうしても我慢できない時、やむを得ない時にのみ使うようにしよう。

絶対に言ってはいけない余計な一言

くれぐれも上司に「もっとうまく仕事を割り振ってください」「私に仕事振りすぎじゃないですか？　もっと少なくしてください」のような一言を言ってはいけない。

この言葉は上司の仕事を否定する言葉であり、それを聞いた上司は「君の仕事が遅かったんじゃないのか？」というような感じで、あなたを否定する言葉を言い返すことだろう。

仕事が出来なかった自分は悪くない。仕事の割り振りを間違えた上司も悪くない。自分と相手を否定せず、ただ事実だけを淡々と伝えるように意識しよう。

上司は敵ではなく、味方である。自分が出来る範囲で協力をしよう。