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【子ども】学校では何歳の子どもがマスクを着けるべき? 国による?(Adios Corona翻訳)

 ちょっと手こずった今回のAdios Corona拙訳、「子どもとマスク」についての記事です。だいぶ翻訳調になっちゃったところがあります……。
 原文は最後に載せています。

↓ここから訳文です。

学校では何歳の子どもがマスクを着けるべき? 国による?

 国によりますが、コロナ禍では、3~12歳の児童は学校でのマスクの着用が義務となっていることが多いです。

 多くの国で、子どもは幼稚園や小・中学校でマスク着用を求められます。

 各国でのマスク着用義務の年齢はこちらです。

・幼稚園(4歳)から: 南アフリカ、ギリシャ
・6歳: ドイツの一部地域、韓国、スペイン、イタリア(1メートル以上の距離を保てない場合)、シンガポール、ベトナム
・7歳: イスラエル
・11歳: フランス(2020年10月半ばまで)
・12歳: ベルギー、スイス

 学校で子どもにマスク着用義務がない国もいくつかあります(2020年10月10日現在)。例えばデンマーク、ニュージーランド、ノルウェー、スウェーデンです。日本では学校でのマスク着用義務はありませんが、コロナ禍では通常、子どもたちみんなが小さいうちからマスクを着けており、2歳未満の子どものマスク着用について、しばしば議論になります。台湾では、距離を保てない場合でのみ、学校でのマスク着用が義務化されており、4歳未満の子ども向けの特別なマスクをお店で買うことができます。

 世界保健機関(WHO)とユニセフは、12歳以上の子どもは大人と同じようにマスクをすることを推奨しています。最低でも1メートルの距離を保てない場合や、感染が広がっている地域では特にです。さらに、子どもが感染拡大の激しい地域に住んでいたり、感染リスクの高い人と触れる機会がよくある場合、WHOとユニセフは、6歳からマスクを着用することを推奨しています。アメリカ小児科学会とアメリカ疾病予防管理センターに至っては、2歳からのマスク着用を推奨しているほどです。

 なぜ国によってこんなにも違いがあるのでしょうか? それは、子どもがコロナで重症化するケースが少ないことや、子どもが他の子どもや大人にコロナをうつすことが分かってきたにもかかわらず、まだ科学的なコンセンサスがないからです。子どもの感染がどれほど重大か、パンデミックの広がりに対して子どもがどう影響しているのか、何か特徴があるかどうかさえ分かりません。また、母集団の特徴が違うことも考慮に入れる必要があるでしょう。多くの研究は、学校の休校期間(外出制限中や休暇中)に行われていますし、国によってどんな児童がいるかも異なれば、1クラスの密度やマスクの着用率も違います。「子どもは大人よりもコロナをうつしにくい?」の記事もご覧ください。(更新中) 

筆者注記: こちらの「子どもは大人よりもコロナをうつしにくい?」の記事、原文に貼ってあるリンク先が間違っているようです。正しいリンク先も見つかりませんでした^^;

 WHOとユニセフは、子どもがどのように「マスクを正しく安全に使うか」知っていることや、親の指導の下でマスクをどのように着けるかきちんと教わっていること、また、マスクを交換したり洗ったりする機会があることを保証するように勧告しています。また、「マスクの使用が子どもの学びや心理的発達に及ぼす潜在的な影響」についても考慮する必要があります。

 また、マスクに加え、ウィルスの拡大を抑えるために、学校では他の対策も重要になってきます。例えば、手を洗うこと、密を避けること、換気すること、トイレでもマスクをすること、食堂にいるときやマスクを取って活動する場面では、いつも同じ少人数のグループでいるようにすることが挙げられます。

 ↓原文はこちら

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