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「教える」ことは3段階に分解できる

崖っぷち作家のニジマルカです。

ごくたまに大学で教えることがありますが、「教える」ことは3段階に分解できるなと気づきました。

今回は「教える」ことの3段階についての話です。

1つめは「言語化する」

教えることの第1段階は「言語化する」ことです。

自分がやっていること、考えていることを言葉にできないと、伝えることができません。

言語化はけっこう難しいです。

なぜかというと、自分自身は自動的にやっていることだからですね。

たとえ話でいうと、ほとんどの人は自転車に乗れると思いますが、自転車の乗り方を言語化するのは相当難しいです。

でもこれができないと、教えること自体ができません。

2つめは「並べ替える」

第2段階は言語化したものを、わかりやすく「並べ替える」ことです。

初めて聞く人がわかりやすい順番というのがあるのですね。

この順番はある程度、習熟した人しかわかりません。

あたりまえですが、ゴールを知っている人しか道順を示すことはできないからです

その道を行ったり戻ったり、つまづいたり、迷ったり、試行錯誤してきた人は、ゴールに至る安全な道順を知っています。

3つめは「授業をする」

第3段階は実際に「授業をする」または「教える」ことです。

資料や図解といった準備する系と、言い回しや声の大きさなどの表現する系にわけられると思います。

授業するコツは正直よくわかりません。
自分の授業を客観的に見たことがないからです。

改善したいなら、撮影するのがいいと思います。

今回のまとめ

「教える」ことを3段階にわけると、それぞれの段階でやらなければならないことがはっきりすると思います。

1.言語化する
2.並び替える
3.授業をする

最近は、生徒さんが授業の感想などを書いてくれることがあるので、改善には役立つかもしれませんね。

とはいえ、最近の生徒さんは空気を読むので、下手くそな授業でも気を使ってコメントしているとは思いますが……

それではまたベアー。




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