11月28日/童話は子どもたちの心に正義不正義の感覚を育てる

"童話の教育的価値は、疑いの目で見られています。

童話は、6～7歳の子供にとってはもはや
思わず
興奮させられるほど面白くはなく、
もっと小さな幼児にとってはまだ恐ろしすぎるものだ、
と思われています。

グリム兄弟の童話に顔をしかめる児童心理学者もいます。

しかし、ヴァルドルフ学校は童話を、両親や教師の
最も重要な教育手段のひとつとみなしています。

そして、1年生のために、童話を読んで聞かせる時間を
かなり多く取っています。

どうしてでしょうか。
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童話は、登場人物の最も深い内面が実際には
どのようであるかを、他の文学形式には無いほどに
思い切った仕方で、明瞭に表してくれます。

童話は、子供たちの心に、正義と不正義についての
感情を養ってくれます。

それは、他のどんな形式でもできない仕方で、
分かりやすく、子供たちに人間についての
認識を与えてくれるのです。"

　　　<<自由への教育>>

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