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5月10日/イメージは存在しない

"表象が実在するとしたら、いったいどういうことになるでしょうか。

もちろん私たちの中にはいろいろと実際に
存在しているものがあります。

非常に大雑把な言い方になってしまいますけれども、
たとえば眼は存在しておりますし、
鼻も存在しております。

同じように胃もそうです。

このような身体の存在要素によって私たちは
生命活動を行っているのですが、
しかし皆さんはそのようなものを
表象することはできません。

皆さんの本質は
眼や鼻や胃腸などの存在要素の中へ流れ込み、
それらの存在要素と一体化しています。

そしてこのことが表象による把握を
可能にしているのです。

しかし像の性格を持つ表象は、
私たちの存在とひとつになりません。

私たちは表象の中では存在していません。

表象は存在しているのではなく、単なる像なのです。"

          <<教育の基礎としての一般人間学>>


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