12月16日/人間らしい感情を持ちながら、それを見直す時間を持つ

"私たちは、快と不快、喜びと悲しみを感じて日中を過ごします。

神智学とは自分の生活に鈍感になってはなりません。

生き生きとした共感、生々しい嫌悪感を持つべきなのです。

朝から晩まで、そうあるべきなのです。

その点では誰も神智学と他の人から区別することはできません。

もし区別できるとすれば、1日のうちの特別の4分、5分、
あるいは20分の間だけです。

その短い間、神智学とは快、苦、喜び、不快の感情を
通常のように思い出すのではなく、
次のようにして思いを深めるのです。

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何がこの快、苦を私に与えたのか。
何が私を楽しませ、そして辛くさせたのか。
この快、この苦は正当なのか。
別の観点から見たら、別の感じ方が出来はしないか。
別の仕方で楽しんだり、苦しんだりできないのか。
出来事にもっと関与することができなかったのか。
そうしたいと思っているように、そうすることができたのか。
世界の秩序に一致するような行為ができたのか。

ひとことで言えば、1日の生活を講師の立場に立って見直すのです。"

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