7月15日/利き側は言語の発達と密接に関係している
"普通、私たちは一方の手を
他方の手よりも好んで使います。
その手はより器用で、
より細かい仕事をこなすことができます。
文字を書くときや、
さまざまな複雑な動きをするときに使われます。
また、耳に関しても、
常にそのような偏りが存在します。
何かに耳を傾けるとき、
または漠然と何かの音を聞いているとき、
一方の耳が他方の耳よりも敏感に働いているのです。
同じようなことは、眼についても言えます。
ねらいをつけるとき、あるいは望遠鏡をのぞくとき、
私たちは必ずどちらか一方の眼を使います。
同様に、跳躍したり何かによじ登るときには、
決まってどちらか一方の足が先に出るのです。
どちらか一方の側を好んで用いること、
あるいはどちらか一方の側が支配的であることを、
優位性といいます。
大多数の人間は、
その優位性において右利きです。
優位性は選ばれた側の器官ないしは
四肢が本来もっている力や能力によって
決まるわけではありません。
片方の側が選択されるのは、
言葉や言語の発達と密接に関係しているのです。"
<<魂の保護を求める子どもたち>>
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