好きを、きわめる。
わがやの6年生のおにいちゃんは、
最近、毎日のように、
8bitサウンドを耳コピしては、
おもちゃのキーボードで弾いている。
レトロ好きで、電車も街も、レトロが好き。
ゲームも、おとうさんがやってた
ファミコンのゲームがいちばん好きで、
壊れた部品を入手して、自分で修理し、
毎日、まくらもとに、
ファミコン置いてねてる、笑。
おやすみ、ファミコン♫
おはよう、ファミコン♫
って、声かけてる。笑笑
.
で、8bitサウンドが大好きになった。
いまのゲーム音楽は、
普通の音楽として作られてる。
だけど、当時の8bitサウンドは、
音が、同時に3音しか出ない。
ものすごいミニマムな世界なのに、
なんでこんな音楽になるんだろうって。
言ってることが、おとうさんと同じ。笑
おもちゃのキーボードで弾いてたけど、
本物の音源で弾いてみたいなあって。
.
なので、彼用のMIDIのミニ鍵盤を入手し、
おとうさんが仕事で使ってるのと、
おんなじ音楽ソフトでチャレンジ♫
すごい、いい感じ❣️って。笑
本物を体験するって、だいじだよね。
(おにいちゃんは右利き。
だけど、左で弾いてる。
どっちでも弾けるけど、
左の方が、弾きやすいんだって)
かつて、幼稚園、小学校と、
鍵盤ハーモニカとリコーダーで、
自分の好きな曲を耳コピしまくってた!
という、うちのダンナさん。
親が音楽やってたわけじゃないし、
家にピアノとかなかったし、習ってない。
いわゆる音楽の専門教育は、受けてきてない。
でも、好きすぎて、そのまま、
ほぼ独学で、サウンドクリエイターに
なってしまった、、彼。
好きをきわめるって、すごいこと。
普通大学の音楽サークルで出会ったときから、
そんな彼を、側でずっと見てきてるけど、
いつでも、自分の真ん中にぶれないところ
ほんとに、すごく尊敬している。
そして、わたしたちは、
音楽が生業なのだけど、
こどもたちに、
音楽やらせようって
思ったことがない。
自分の好きからじゃなきゃ、
それは、意味がないし、
本人がやりたければやるから。
本人の意志があるなら、全力サポートする。
何も言わなくても、当時の
おとうさんと同じようなことを
やりはじめた、おにいちゃん。
親子ってやっぱり、血はあらそえないね、笑。
.
自分の感じたことや、
やってみたいを表現してみたり、
形にしてみることを、体験すること。
別にそれを、仕事にしなきゃとか
そういうことでなくていいんだ。
情熱をかたちにしてみて、
おもしろいって、体感すること。
それが、大切なんだっておもう。
その経験の積み重ねが、
クリエイティビティを
育むんだっておもうから。
いっぱい、たのしもう!!
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