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珊瑚礁とキプカ? そして 神社仏閣?

ALOHA〜🌺
フラとハワイのDEEPなお話し@虹色に包まれて
古代出雲&HULA技術探求家
ナルです🌴


過去記事↑で、ハワイのキプカについて書いています。

溶岩に流されず残った古い土地。
古代の森林がそこにあるという大事な場所。

それがキプカです。

ハワイのように保護されているキプカ
人が立ち入れない場所にあるキプカ
では、
古代の植生が残っているだけでなく、
鳥や虫など生物の憩いの場にもなっています。

キプカはハワイ語でもあり、
正式なハワイ語ではキープカですが、
火山用語として世界共通の言葉でもあります。

そして、
陸上のキプカに対して、海の中には珊瑚礁があります。

↓過去記事
珊瑚礁が生物のサンクチュアリだと書いています。

珊瑚礁は、命の誕生の場であり、
生まれた命が成長する場所、生き物の家とも言えます。

さらに、
珊瑚礁は浅瀬をつくるため波を緩める働きがあります。

そして、
珊瑚と共生している褐虫藻には
二酸化炭素を吸収して酸素を放出するという
陸上の植物と同じ機能があります。

珊瑚礁で酸素が発生する量は陸上よりも多いそうです。

そしてもうひとつ、

日本では、
キプカ以外にキプカのような場所があります。

それは、神社仏閣です。

神社仏閣には、その敷地内に森や林があることが多く、
その神社仏閣が古ければ古いほど、
昔からの植生を保っているということになります。

神聖な場所として守られてきた所だからです。

山自体が御神体というところもありますよね。

そういうことから、
日本では
古代からの植生が残る場所は神社仏閣しかない
とまで言われています。

特に西日本に多い照葉樹林は
その数が非常に少なくなっています。

となりのトトロではクスノキが描かれ、
古代日本を支えてきた照葉樹林への思いが綴られています。

出雲神話では、
八束水臣津努命(やつかみずおみつぬのみこと)が国引きを終えて、
オエ
と叫んで杖を突き立てると木が繁茂しました。

意宇の杜(おうのもり)と呼ばれるその場所は聖域として守られ、
今でもタブの木が茂っています。

・・・・

自然を守らなければならないということを私たちは知っています。

しかし、
なぜ自然を守らなければならないのか
というところをある程度踏み込んで腑に落としていかなければ
それから先には進めないでしょう。

年末のテレビ番組アースウォーカーの中で、
マウイ島の火事は外来植物の繁茂によって促進された
と説明されていました。

照葉樹林などの日本古来の植生を保ち増やすこと
珊瑚礁を守ること
は、
それ自体はもちろんのこと、そこを訪れる生物も守ります。

照葉樹林や珊瑚礁が発達することで
自然の防災設備が作られます。

これらのことは、
食物連鎖や大気の循環につながっていきます。

地球は完璧なバランスの下で
連鎖や循環をしながら営まれている
生命を育むことができる星です。

だから、
私たち人間が今存在しています。

全てはつながっています💕

自分の常識を疑い、
自分で考え腑に落とし、
思考を切り替えアロハで生きていく時が来ています。




I love BTS
悩める虹の母 ナル でした〜🌈
Thank you for reading
& Love you💗

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