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卒業制作展前夜の日記

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卒業制作のことを振り返る暇もなく猛ダッシュな日々を送っておりまして、正直まだまだ終わったことが夢だったかのようなスピード感です。
そして卒業制作はもっとやれたような気もする。時間がもう少しあればと思う箇所もある。

ですので日本画制作を、ここでお終いにしてしまいたくないなと思っています。
お仕事としてやりたいことの傍らで、少しずつ日本画の制作もやってきたい。それが明日から卒業制作展がはじまる私の本音です。


ただ、いろんな方に支えられてやっと出来た制作は、開始から終わりまで感謝の気持ちで溢れんばかりです。嬉し泣きの連続。
提出したその日は達成感でいっぱいでした。
苦しい時に絵が描けてよかった、辛い時にも筆を取ってよかった。
すごくすごく辛いとき、初めてお会いした方(そしてその後再会していない方)に泣きながら人生相談した日(笑)、その方に「大丈夫、ちゃんと春は来るよ」と言われた言葉をおまじないのように思っていました。

春は来るし、花は咲く。
その言葉を実感する春を、何度かこえてやっと卒業制作まで来れました。

大学生活をちゃんと走りきれてよかったなあ。

明日から3日間、吉祥寺の武蔵野美術大学の一室に飾られております。

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