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「人間失格」太宰治が好きな人の話が聞きたい。

蜷川実花様監督の「人間失格」を遅ればせながら見ました。実花様の世界観が好きなので見てみたかった訳ですが、太宰治には興味はありませんでした。
「人間失格」は超名作なことは知っていましたが、正直言って読んだこともありませんでした。

人気俳優、女優の話題作、どんなもんかと見て見たら、、、。

いや、
先に見たことある方はどう思いました?
どう感じました?



私はね、
理性を忘れたメンヘラ男が家庭をかえりみず、
好き放題しながら自分の首をしめていく
作家という自分にも苦しむ。

なんて、つかみどころのない話なんだと思いました。

これが名作?



私は浅いものの捉え方しか出来ない、
浅い人間なのかな。
名作って誰もがいいって思うわけじゃないんだ。

私は知りたくなりました。
この話の「名作たるゆえん」を。

小説は読みませんでした。
読んでも良かったけど、早く知りたかったのです。

とにかく書評を見まくり、
太宰治について調べました。


この話はまず前提として、
時代背景を理解することが大切な気がしました。

戦後に発表されたこの作品。

大切な人がお国の為にと亡くなり、
生きている人たちは、
「生きていてごめん」の気持ちがあった事。

自ら命を断つ人が多く、
それがトレンドのようになっていた事。

この時代の人たちは精神的も疲れている人が多かったのでは?

当たり前に、今の時代と同じと思ってはいけない
辛い時代を生きた人間を元に出来た作品という事で見なければいけないなと思いました。

だから、女性関係、お酒、薬物、自殺などの
重い問題だらけ。

何かに逃げたかった人達が、
この作品を見て共感する人が多かったのでしょう。

でも、人には理性があるし善と悪もある。
それを無視した太宰治の生き方に心を打たれたのか?

Wikipediaも「太宰治」で調べました。

太宰治の大ファンだという又吉さんは、
「人間失格」を100回以上読んだそうです。

「人間失格」は聖書だと言っていたそうです。
オリラジの中田敦彦さんの話も聞きましたよ。


あのさ、深いんだよね。

分からな過ぎるのよ。


もっと感想聞きたいのよ。

これが沼なん?

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