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#75 「聴覚障がい者のためのからだワークショップ」参加レポート

2023年10月7日(土)、りゅーとぴあにて「聴覚障がい者のためのからだワークショップ」が開催されました。

その名の通り、聴覚障がい者とその関係者を対象としており、会場には手話通訳と要約筆記が手配されていました。昨年度から始まったこのワークショップは、今回で2回目の開催です。(別日に、視覚障がい者を対象とする回も開かれており、こちらは5回目の開催だそうです。)

当日は、Noismのダンサーの方々約10名、参加者10名弱、合わせて約20名で活動をしました。からだの感覚を起こす準備運動から始まり、相手と目を合わせてからだを連動させる運動、手話で踊りを作るグループワークなど、からだを動かす活動を行いました。

からだの感覚を起こす準備運動

手話で踊りを作るグループワークでは、ビートルズの「イエスタデイ」の一節を抜き出し、歌詞にあわせた踊りを考えました。和訳した歌詞を手話に翻訳し、その手話に踊り的要素を付け加えて、一つの表現を作り上げました。

グループで、歌詞を手話に翻訳する

 2回目の開催ということもあり、運営側も参加者側も慣れておらず、まだまだ試行錯誤の最中ではあるものの、参加者からは「踊りがきれいで楽しかった」「アイコンタクトのおかげでリズムをつかむことができた」「また参加したい」といった前向きな意見があがっていました。

グループで考えた踊りを発表

次回開催は未定ですが、運営を担当した方々が「ぜひ3回目を企画したい」とおっしゃっていましたので、もし機会があれば参加してみてください。いろいろな発見があるかもしれません。

集合写真

↓↓↓ 公式レポートはこちら ↓↓↓

文:横田大輔
Twitter:@dyokota_

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