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映画感想:ゴジラVSモスラ

今回の作品

今回の話題は、
映画感想:ゴジラVSモスラ

今回は
「ゴジラVSモスラ」に
ついて書いてきたいと
思います。

まずは、
舞台設定。
こちらも前作の
ゴジラVSキングギドラ同様に
ゴジラ(84)から地続きの設定です。

登場人物について。主要の3人。
トレジャーハンターの藤戸 拓也。
演じるのは別所哲也さん。
ハムの人とCMでの印象が強いですが、
やっぱり若い。

藤戸の元妻・手塚 雅子。
演じるのは小林 聡美さん。
昔、目にしていた時は、
日常の生活にいるお嬢さんという
印象でしたが、
今見ると美人さんだなと感じます。

社長秘書の安東 健二。
演じるのは、村田雄浩さん。
後続のゴジラ作品でも
出演しておりました。

3人以外のキャストだと
友兼社長。
VSキングギドラで登場した社長が、
非常に人間味ある社長だったのに対し、
まさにその逆をいくようなキャラクターで
ございました。

ストーリーの序盤は、
インディ・ジョーンズインスパイア。
冒険をするシーンと
なっておりいろいろな
トラップや苦難が描かれております。
そして、84年ゴジラからの3作と
比較するコメディ要素が描かれております。
小林さんも川に落水するシーンがあり、
身体をはっております。
また、安藤がスーツを着て
ジャングルを歩くというのは、
日本映画らしいなあと思ったりします。

前半の注目ポイントとしては、
ゴジラとバトラ幼虫との対戦でしょうか。
それこそそれまでの
ゴジラシリーズにおいて
海上戦闘は描かれておりましたが、
眺め深海戦闘シーンは、
これが初ではないでしょうか。

安藤が卵を失い、
小美人をさらい社長へ
引き渡すというのは、
昔は悪いやつという
感情しかなかったのですが、
社会人になると
全肯定というわけでは
もちろんないのですが、
気持ちがわかる部分が
出てくるなと思って
しまいます。

小美人が
登場以降に流れる
歌は凄く綺麗で、
いまだに記憶に残っております。
歴代、小美人のコンサートとか
おもしろいと一瞬思ったり。

モスラ、ゴジラ、バトラが
海上を泳ぐシーン見ていると
やはりこの時代の映画では、
作品の世界観を非常に広く
壮大に感じます。
怪獣映画に限らず、
SFや戦争映画、が避けられた
時代にあったように思います。

この映画の象徴的なシーンと
なっている国会議事堂とモスラのシーン。
幼虫となって繭を作り、
成虫へと変わっていくシーンは、
モスラ映画ならでと思います。
モスラという怪獣が、
ゴジラ映画では珍しい、
非常にカラフルなキャラクター。
もっとカラフルなキャラクターも
増やしていいのではと
思ったりします。

他のゴジラ作品にはない
この映画の特徴として、
ゴジラが富士山から出現があります。
流れはうまくつなげ、
ゴジラが規格外の生物ということを
印象づけるシーンです。
あとは、この作品唯一の存在、バトラ。
戦闘本能で動く生物が強く描かれております。
デザインも非常にゴツイ。
映画でこの一作で終わるのは、
非常にもったいないなと思っております。

この作品を見ていて驚きを感じていたシーンとして、
ラストバトルにてゴジラやバトラと
戦闘する訳ですが、
モスラがビームを使うのに驚いた。
昭和モスラに飛び道具は
持ち合わせていないので、
その印象が強い故に
モスラがビームを使っているのには
新鮮さがありました。

ラストバトルのみなとみらいでの
シーンはキングギドラ同様にセットがド派手。
これはその当時ならなでは
だったりするのかなとおもいました。
そのラストバトルで、
ゴジラはバトラに噛みつき、
その傷口に変えんをぶち当てるという
ハリウッド版ゴジラと同様にアクティブな
攻撃をしております。
このシーンはゴジラの意地を
みたシーンでございました。

ここでふと、
みなとみらい、バトラ、
「ゴジラ列島震撼」、
うっ、頭が!!
俺のトラウマが!!

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