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天化シリーズ完結?「銀色天化」リリース

ガチで更新忘れてました。
新作「銀色天化」リリースしました。
ひとまずこの辺でシリーズを〆させていただきたい、という思いでの「銀色」です。金色の対になるようなかたちで。


内容は商品ページにあるし、要するに「いつもの」なんで割愛。
強いてあげるなら、かなりハードな感じかもしれない。こういうコンテンツって、シリーズが続くとだんだん敵のスケールがインフレーションするわけじゃないですか。こう少年漫画的な感じで。そこは避けられないんですよね。主人公たちが成長する以上は必然というか。にもかかわらず、このタイプの作品の経験が浅い私は「宵闇」でいきなりマックスに持っていってしまったので、以後がきつかったんですよ。それが、ここまで遅れた理由のひとつ。スピンオフに逃げたのもそれ。強い敵からヤバい敵に質的変化させることでピンチを作ろうというか。主人公たちの弱体化も考えたんだけど、それはそれで厳しかった。そもそも宵闇で終わるつもりだったんで、しゃーないとも思うんですけど。
あとはキャラクターもね。元々、ストーリーに合わせてキャラを置いて動かす作風なので、キャラクターありきで物語を作るのは本当に難しいっす。いつもしんどくて、「今度こそこれでおしまい」って思います。特に怖いのは、私は思いつきで設定を増やしていくので全然ストーリーと整合性が取れないのです。B級架空戦記モノの潜水艦スペックみたいにページ毎に設定が違ったりする。それを数年スパンで書くからだいたい忘れているんですよね。読み返して「こういうキャラだっけ」とかよくある。むしろ過去作を読んで当時の自分の表現から解釈していくみたいな感じ。これも地味にしんどかった。

とはいえ、2016年からここまで続くとは思わなかったし、まだ自分があのキャラクターたちと関わっているとは思わなかった。すごく良い経験だし、作品としては満足しております。当初は自分のカラーとは違う作品だし、よくも悪くもウケ狙いで書いた部分もあったんですが、ここまで来たら立派に自分の一部だと思えますし。ひとえに読者の皆さんの後押しのおかげです。金色のリリースの頃は、結局単発で終わると思ってましたし。
ここでひとまず節目ではあるのですが、一応、物語の続き自体はイメージできるし、今回、セリフでしか登場していない面々のその後とかは意図的にキープしてる部分もあるので、いつか書きたくなった時にまた再開するかもしれないです。でも京都編とかはやらないので安心してください。
あと、以前に「二次創作やってみたい」というリクエストもあったんですが、二次とは言わずにまんま引き継いでくれる人がいたら、それはそれでアリだと思います。一読者として楽しみたいと思います。

それと「銀色天化」の無料キャンペーンをやります。
3月15日の金曜日夕方17時頃から72時間限定です。改めてアナウンスはするのですが、せっかくDLしていただくなら金曜日まで待った方がお得です。Kindle Unlimitedの方はもちろんいつでもokです!

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