【恋愛】「あの時ごめんね」って、誰のために言ってんの？

何十年も生きていると、自暴自棄になる日が1度や2度くると思うのですが

振り返ってみると、自分を痛めつけたことよりも
寄り添ってくれた人に言葉の暴力を震ってしまったことの方が
めちゃくちゃ申し訳ないなと思ったりする。

自分のためを思って、その人なりに尽くしてくれたはずなのだけど
それを「自分がきついから」という理由で袖にしてしまうのは
やはりどう考えても身勝手で、過去の自分をぶん殴りたくなる

こちらはコラム（駄文）でございます。
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「あの時ごめんね」って
誰にために言ってんの？

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「後悔先に立たず」というけれど
事が終わって、関係性が終わって
ふと「申し訳なかったな」と感じた時

もはやそれを今更相手に「ごめんね」って伝えることすら
自分のエゴでしかなくて。

謝ることで、自分が何やら義務を果たしたような
自分だけ勝手に「解放されたような」気分になることは
罪悪感を覚えて逃げているだけに過ぎない

もちろん、謝られた相手は嬉しいのかもしれないし
それで救われたような気持ちになるのかもしれないけれど

結局、当時傷つけてしまった事象が変わるわけではなく
後の祭りであって、「かわいい自分をよしよしするための行動」なんだよね

そんなものに、相手を付き合わせるわけにはいかず
「あの時ごめんね」と言ってしまいたい気持ちを
グッと抑えることでしか、贖罪ができないのだよね

・・・

阿呆が贖罪のように
これからをどう過ごせばいいか

￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣

じゃあ、今の自分がどうすればいいのかというと
これはもう、今のコミュニティを大切にする他ない。

過去の過ちは、一生自分の中で悔いておくとして
同じ思いを、今関わっている人に味合わせてはいけない
ということだけに、全神経を注ぐ。

そうすることでしか、馬鹿だった自分と、
馬鹿に付き合ってくれた大切な人たちの想いは報われない

何度も何度も、過ちを繰り返しながら
せめて同じことをするまいと、馬鹿なりに気をつけて行くことで
「大人」というものに近づいていくのだなと思った

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ではまた！仁井貴志でした。