なにを書こう。 オカルティックな話から(その1)

なにを書こう。

無駄にリモートワークが長引いて、要領も分かったし時間もできた。

今まで音楽とか、絵とかいろいろ素人として表現してきたものの、文章でなにかを残すというのはしてこなかった。大上段に構えて今は天下国家を論ずる気もないので、そこそこ不思議な話を書いてみる。

母親(すでに他界)は霊感が強く、かなり霊的な物を見てきたらしい。本人から私が小学校の頃に聞いた内容なので、その当時あるいはそれ以降もその能力があったのかどうかはわからない。
私は母親ほど強くないが、なんかいる(ある)は感覚的にわかって、目には見えないが閉じるとイメージがわく程度。生まれつき母親と同じ左肩にあざがあり(もうほとんど消えている)、なんらかの影響は受けていたのかもしれない。

で、私が小学校高学年の頃の話。
たった一度しかなかった現象で、いやもうさすがに勘弁してくれと思った出来事。

たぶん9月の日曜日、午後4時くらいだったか。家の前の道路で父親が洗車をしていた。家からホースを引っ張って水ぶっかけたりしていた。それを隣に住む2歳下の幼馴染とぼんやりみていた。とくにやりたい事もなく、玄関からの道路へ出る段差に座っていた。

気分が悪くなる感覚もなく、本当に突然金縛りになった。
まさか真昼間、外でなるとは思わない。 実は幼稚園に入る前の3歳くらいから金縛りにはなっていたので、今まで怖いという意識はなかったが、まさか他の人がいるときになるのはさすがにあせった。
体が左右に振れて「うー。あー。」しか声が出せない。正面の方向にある太陽も揺れている。幼馴染も「どうしたの?」と言ってるし、父親も「なにやってんだ。ばーか。」と言っている。つまり、目と耳は正常。体の自由がきかずに声が出ない。
実際は2~3分。感覚的には5分くらいか。ふっ、と解けた。
幼馴染「どうしたの?」
私「へへへ」
父親「ふざけてるんじゃない」
私「はー」
的なごまかし方しかできず、でもなんとなく済んだ。

なぜかこの事は母親に言わなかった。そこでもし変な力出されても怖いし、悪ふざけで流してしまおうと。あの時なにか見えていれば一大事だったが、それもなくその後はまったく起きずに今に至る。

大人になって詳しい人に話を聞くと「体が揺れるってのは憑依されてたんじゃないか」って言われたけど、そうなのかな。
出て行った感じもしないからまだいるかもしれない(笑)

casual +  (にー)


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