オカルティックな話(その2)

(その1)は小学校時代の話。
これは社会人、42~3の頃…

出社して朝の会議。大体15人くらいで会議室、大きなテーブルを囲んで着席形式。特に変わり映えしない今日のタスク。適当に流してた。
10分くらいで終了し、トイレへ。

手を洗おうとして洗面台。ふと鏡を見る……

顔が違う。自分じゃない。 説明すると、顔がほんの少し長い。
バランスが悪い。 それぞれのパーツはたぶん同じ、全部の配置が微妙におかしい……

あれ? 鏡が歪んでるのか…  隣の洗面台の鏡を見る。
変…  その隣… ダメ…
トイレの洗面台 4つとも自分の顔ではなかった……

うわ……なんだこれ…… 誰か来ても変に思われるし個室へ入った。
やばい…てかこれ何?…… え? どういう事? 
4分…5分…

このまま席に戻らないわけにはいかないし、意を決して個室を出る。
おそるおそる洗面台の方へ…

ダメだ。違う。これどうしちゃったんだろう。これでイケメンになったならそれはそれなんだけど、そうじゃない。 妙な焦り。

んだよ! 半分怒りとともに顔を上げると元に戻ってた…

セーフとしか言えない感情で自分の席へ。
すると会議で自分の正面に座っていた年配の女性社員が一言
「あ。直ってる。」
「あんた会議の時、顔変だったわよ。どうしたのかと思った。」

「え? は?」と言っては見たものの、やっぱ顔変わってたんだ……

次はぜひイケメンでお願いします。

casual +  (にー)


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