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「サラリーマン一本」という生き方はリスクが高い|家賃収入年1,500万円の元サラリーマン大家が語る不動産投資の成功メソッド①

コロナ禍を契機に資産形成に対する関心が高まっている。資産形成には様々な手法があるが、その中でも「東京・中古・ワンルーム」への不動産投資を推奨しているのが、最新刊「サラリーマンを辞めたくなったら読む不動産投資の本」など3冊の著書を持つ台場史貞氏だ。

台場氏は、自身もサラリーマン時代から不動産投資をスタートして、転職を複数回経験しながらも資産形成に成功。現在はセミリタイアし、セミナー講師などとしても活躍しているという台場氏に不動産投資の成功メソッドを聞いた。

「サラリーマン一本」という生き方はリスクが高い

――最初に現在お持ちの不動産の部屋数と資産額を教えてください。

東京のワンルームを16部屋所有しており、資産は約2億2000万円です。不動産投資を始めてから17年経ちますので、平均すると1年に1戸購入している計算になりますね。

家賃収入は、入居者の入れ替わりなどによって多少増減があるのですが、だいたい年間で1,500万円ぐらいです。

――台場さんは、現代においてサラリーマンという生き方は非常にハイリスクだと指摘しています。

多くの人は「自分の会社が潰れることなんてない」と考えているかもしれません。しかし、これまで多くの有名企業が、経営破綻したという歴史があります。また、日本を代表するような大企業においてもリストラが行われています。

中小企業白書の「会社の生存率」というデータをみてみると、約20年で半分の会社が消滅していることがわかります。60歳までサラリーマンを続けるとしても約40年働くことになるわけですが、多くの会社はそれほど事業を続けていけないのです。

このような状況を考え合わせれば、「サラリーマンは安全」という考えは少し疑った方が良いと私は思います。

これは、最近の新型コロナをめぐる状況を考えてもわかることでしょう。これまで順調だった事業が、何かのきっかけで急激にダメになってしまうということが起こりうる。そうした時に備えて、準備をしてくべきだと思いますし、それができるのは自分自身しかいません。

苦境に立たされた時の備えは、何も起こってない順調な時からしておく必要があります。すべてが順調にすすみ、資産額が積み上がっていけば、それは幸運なことでしょう。ただ、常に何か予定外のことが起きるかもしれないと想定し行動することが大事なのです。

例えば、不運なことに会社からの収入が絶たれたとします。何も準備をしていなければ、貯金を取り崩すこととなり、そのお金が底をつく前にどうにかしなければなりません。そうなると取りうる選択肢は狭まりますし、焦りから間違った道を選んでしまうことにつながりかねません。

一方で、不動産投資などによって15〜20万円でも不労所得を得ることができていたら、取りうる選択肢の幅は大きく広がると思いませんか。

〈「私は不動産に救われた」〉に続く

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