改憲より前にやること。「日米地位協定撤廃と米国の占領地域の返還」

日本の危機の根源は日本人に自国を守ろうという意識が弱いことにあると思えてきた。自虐史観のまま憲法９条をなんとなく改訂したところで、危機は去っていかないだろう。

日米地位協定の存在や沖縄や横田空域のような日本に主権のない場所が現存していることに目をつぶっていては、いつまでも日本は独り立ちできないし、歴史の真実を知ることもないだろう。

政府や官僚が考えているように「安全保障とのバーター取引なのだ。」というのはわかるが、アメリカが相対的に弱体化し頼りにならなくなる可能性が見えてきており、この取引は成立しなくなりそうだ。

極左や極右のように「日本からアメリカを追い出せ」と言っているわけではない。アメリカとの関係を本来の同盟関係にしようということである。

日本国政府には改憲ではなく日米地位協定の撤廃か見直しに尽力していただきたい。