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令和四年の台湾そして日本の有事

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ロシアによるウクライナ侵略に伴い、アメリカの一極覇権戦略は崩れ去りました。アメリカの庇護の元での「平和な戦後」もこれで終わりです。 日本には時間が無くなりました。最速で周辺国に…
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#安全保障

令和四年の食糧危機?

令和四年の食糧危機?

 トンガでの火山噴火で冷夏の懸念が囁かれ始めた。世界的な農作物の不作の可能性もあるのだろうか?また、中国による食糧買占め・備蓄の話もある。国際物流の停滞による肥料の流通停止、食糧そのものの流通停止も懸念。

 誰もがまさかと思っていた大飢饉がやってくるのかもしれない。食糧自給率が3割を切っている日本にとってはまさに死活問題である。日本にアフリカのような飢餓による死者が続出する可能性。

追記(20

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北海道侵攻のリスク(再掲)

北海道侵攻のリスク(再掲)

一年前にこの記事を投稿したが、ロシアのウクライナ侵略で、現実味を増してきてしまった。

時代が急激に変わってきているのか?

日本の核武装を妨げるもの(2)

「日本の核武装」はアメリカを始めとする国連常任理事国の反対、そして何よりも日本国民の「出来ないし、やってはいけない」と思う心により容易には実現できないだろう。

難しい仕事を任せられた人間は、できない理由ばかり考えてしまう。凡庸な私も同様の経験ばかりだ。

しかし、お花畑が枯れてしまった上に知恵も乏しい私の脳みそでは、日本に迫る危機を回避するための他のアイディアが思い浮かばない。

いつの時代も誰

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日本の核武装を妨げるもの

日本の核武装を妨げるもの

一般の日本人の核兵器に対する認識は「大陸間弾道ミサイルを使えば、報復のミサイルが世界を覆い人類は滅亡する。だから、誰も使わないし心配しなくても良い」というシンプルなものではなかろうか?

2022年現在の国際社会では戦術核兵器は使える核と目されていて日本人の感覚は少々時代遅れになっているのではないかと感じる。例えば、ロシアは、NATOに見劣りする自国の通常戦力の補完として戦術核の利用を明言して

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令和四年中に周辺国の脅威に対抗できるようにならなければ日本の未来は危うい

令和四年中に周辺国の脅威に対抗できるようにならなければ日本の未来は危うい

 ウクライナ侵略の開始に伴い、日本消滅のリスクが急激に高まったと感じる。

 倉山満氏率いる救国シンクタンクで渡瀬裕哉氏が語っていたように「日本の戦後は終わった」のだ。

 米国におんぶにだっこでは3千キロもある長大な国土を守り抜くことはできない。特に核兵器を保有していないことは致命的だ。

 憲法9条の改正など今となっては手遅れだ。国が無くなる前に、核武装だけでもなんとかしなければならない。全て

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