【にほんしゅ北井の酒日記】26杯目〜日本酒学講師に挑む皆さん〜

東京ではお盆終わりごろまでの酒類提供最終日となった本日でしたね！

この週末は東京の酒場は盛り上がっていたのでしょうか？どんちゃん騒ぎはもちろんあかんのですが、節度を持った大人の酒飲みたちの意地が見られたのではないでしょうか。

先日は政府の要請に対して人生初の「憤りで一人泣きという」事態になってしまいましたが、あたたかいメッセージや激励のお声をたくさんいただきまして、無力感から立ち直ることが出来ました！

東京の酒場の皆さんは、家賃がそれほど高くなくお一人でされてるお店なんかは今回も救われる場合もあるでしょうから、今はお店を守り、メニューやサービスのパワーアップなどをしながら前向きに頑張っていただきたいという思いです。

この3日間は僕が2015年に取得しました、日本酒や本格焼酎・泡盛のレクチャーが出来る「日本酒学講師」の講習会のサポートスタッフをさせていただきまして、様々な個性がある受講生の皆さんにパワーをいただきました！

元々相方のあさやんの知り合い(酒屋さんの先輩にあたる)で、コンビでお世話になった新宿で日本酒BARをされてる方もいらして数年ぶりの再会に話も盛り上がりました。

日本酒への熱い思いや、シンプルなタフネスぶり、気遣い満点のお人柄で元々大好きだった方なのですが、この時期に日本酒学講師の講習を受けに来られた理由は「元々自分で思うほど働き者だった僕が今年は時短要請、酒類提供自粛要請でお店をほとんど開けられず、20日しかまともな労働をしていなくて、なにも動けない罪悪感からせめて学ぼう！」ということでハードな日本酒学講師の講習会に参加されていました。

そのお話や表情を見て僕も熱くなりました。

嬉しい。

漫才、日本のお酒、飲食人。

僕が心を通わせるものに対して同様かそれ以上に熱い人と会えることは本当に嬉しいです。

関西からの受講生の方もそういう方が多くて「こんな状況が続いてお酒に関わる我々がじっとしてられるか！」という熱い空気が充満した3日間は良かったなぁ。

「酒場で飲めるかどうかがそんなに大切なことじゃない」

という人が今の日本の多数派なのは理解していますが、中にいる人は中にいる人の情熱があって、それを隠すことはなく炸裂させていってくれるのは最高ですね！

お笑いだって、音楽だって、お芝居だって、お酒だって、みんなみんな生きているんだ友達なんだ！精神でいきましょう。

また明日からはみちっと詰まったコラム書きや諸々の作業スケジュールを進めてまいりたいと思います！8月のしぼりたてネタ仕込みも徐々に進めております🎤ネタばっかり作ってた20代前半のときより作っていきたいですね。36歳の夏は。

どう考えてもあさやんのセリフ量が多い形が今は浮かぶので早めに相談、ネタ合わせができるようにしたいと思います🏃‍♂️

改めてお酒に生かされているのを実感する梅雨から夏の変わり目です。

僕は事業自体の小ささや店舗家賃や仕入れの無さなどもあり、とても救われてる場面が多いので無秩序に政府批判をするつもりはありません。

でも今回の政府の要請や大雨の被害で立ち上がれないほど大変な状況になっている酒蔵さんや問屋さん・酒屋さん・居酒屋さんにどういう形でも恩返し出来るように実直に今自分に出来ることを頑張ろうと思います。

大雨や台風などの自然災害で「自分は助かったからいいや」っていうのは違うでしょう？

仕事の業種が違うだけで分断が起きてしまうのも違うでしょう。

スーパーで買った焼鳥を噛み締めて明日から歩を進めます！

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