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日本酒紀『銀座長八(七尾市)』

こんにちは。にほんしゅ北井です。

日本酒紀3本目になりますが、もう1本能登・七尾でまいります。

今回の酒場は串焼きの「銀座長八」さん。

時間軸でいうと、ランチに大将寿司さん、夕方に再集合して一軒目の居酒屋さん、そしてハシゴで「銀座長八」さん、そのあと僕だけ「和風スナック桂子」さんへ。能登・七尾の食・酒・人・エッセンスを全力全開で染み込ませてもらいました。

銀座長八さん。真正面から「酒場だ!」という好きな店構え。

時刻は19時ごろ。「2人いけます?」

「どうぞー!」と女将さん。店内はそれほど混んでおらず、とりあえず飲めると一安心してカウンター席へ。

「2人?なら端っこから詰めてくれる?」キッチンの奥から出てきた大将。

「あ、すみません」と端っこから詰めて座り直し。

ややぶっきらぼうでコワモテ。いい感じで日に焼け、腕も太い。この大将がランチで行った「大将寿司」の大将として出てきたらとても納得がいくなぁ、などと思いつつ相方と瓶ビールで乾杯。

でもこういう職人肌の大将もいいよなぁ。客は神様じゃないんやから。でもちょっと怖いなぁ。みたいなスタート。

女将さんとの息の合ったコンビネーションでお酒や料理が次々と運ばれてきます。2人で食べては「うまいっ!」「ええなぁ!」を連発。

美味しいものにはちゃんとリアクションをするコンビ。

4度目ぐらいの「うまいっ!」の声にコワモテ大将が「うまいっ!かい?」と優しい感じで僕らの会話にカットイン。僕らのリアクションに喜んでくれていたのでしょうか。

この豚バラが仕込みも最高でたまらなくジューシー


「はい、美味い串焼きですねぇ。タレが見た目よりさっぱりしてますね」などと返事。そこからはまだお客さんが少ないのもあり、大将と女将さんと色々とお話しながらの楽しいカウンター飲みとなりました。

「見た目はちょっとこわいけど良い人」そのものの大将。初訪問の旅先の酒場でそういう時間となっていくのは「大吟醸!」としか言えません。

元々「長八」は大将のお父さんがされてたお店だそうで、そちらの店舗も近所に健在で、大将はそこから独立してこの「銀座長八」をオープンさせたのがこのお店の始まりだそう。

この濃そうに見えるタレはさらっとしてます


大将は東京へ行く時は東京の焼きとん屋さんを巡ったりして色々研究しているという職人肌。やっぱり「あ、いい!美味い!」と思う串焼き屋さんって確かな技術、研究があるのでしょう。串焼きってすごいレベル差が出ますよね。

旅先での食事となると、どうしても魚が美味しいエリアでは魚中心のお店チョイスになりますが、地元で長く営業されてる串焼き屋さんに行くともっとそのエリアの「普通」が見えるのかな、なんて思ったり。

楽しく美味しく新たな視点も得られる良い時間でした。

僕は各地にある酒、食、祭りの繋がりが日本人、日本文化の根幹だと思いますし、酒も食も祭りもすごく好きなので一度七尾市の「青柏祭」にも行ってみたいなぁ。大将も祭りでご活躍だそうです。

来年は無事開催されますように

「銀座長八」さんは七尾駅から徒歩5分ほど。営業も再開されているようです。

「大将寿司」さんと「和風スナック桂子」さん「銀座長八」さんは目と鼻の先です。

またこの七尾最強ハシゴ酒ができる日まで元気に頑張るぞ!

また「うまいっ」串焼き食べに行きますね!

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