【合格者が10年分を徹底分析】早稲田文化構想 日本史 傾向と対策2022


早稲田文化構想 日本史 傾向と対策2022ってなに?

■直近10年の過去問を、選択肢単位まで細分化して分析
■通史全体を約150の範囲に分け、各範囲の出題数をマップ化
■前年度の文構合格者が、傾向を踏まえた対策勉強法を教えます!

(出題マップを開くと、こんな感じです!⬇⬇)

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実際にこの記事を使用した 受験生の感想

<わかりやすかったところ>
・「赤本・青本などでは頻出時代で終わっているところを、その中からさらに詳しいテーマ別に頻度が掲載されていたためピンポイントで対策しやすくなり重宝しました。」
・「時代の中でもこのように分野に分けて詳しく分析してあるものはなかなか見ない。「出る分野」だけでなく「出ない分野」、他学部との比較も充実しているポイントだと思う。」
・「分析表の事項が細かく分かれてるからどこが出てるのかピンポイントでわかる。色分けされてるから見る気になるし、分かりやすい。」
・「表を見ると、室町江戸明治がよく出るってなってるけど、文・文構はもっと古い時代が多めに出ると思ってた。」
<この記事の活用方法>
・「出やすいところを重点的に学習する」
・「演習に向けて頻出区分を明確にできたので、そこへむけて基礎を徹底的に詰めなおします。」
・「出題マップと自分の苦手分野を照らし合わせて集中強化に使う」


傾向把握の重要性・この記事の使い方

出題傾向の分析とは、
・よく出る時代やテーマは何か
・逆に、あまり出ない時代やテーマは何か
を知る作業です。

早慶日本史では、過去問で出やすい範囲は、自分が受ける年の入試にも出る可能性が高いです。

だからこそ、この傾向把握は大きな意味を持つのですが、現役生はたいてい、この分析をするのが11月以降の過去問を解き始める時期になってしまいます。

でも!この傾向が、通史の勉強をしている早い段階からわかっていれば、
どこに力を入れて日本史の勉強をすれば良いのかが分かりますよね?

これが、文字通り「最短」勉強法というわけです!

前置きが長くなりましたが、早速本題に入っていきましょう!

文構合格へ、他の受験生に差をつけましょう!


<出題マップはこちら!>


<出題マップを踏まえた傾向 決定版>

文化構想学部の日本史は例年、複数の時代をまたがるテーマ史がベースとなった大問4つで構成されている。制限時間は60分で、問題数は40~44と、早慶他学部に比べても少なく、時間内に十分終わる分量である。

出題形式は正誤問題と記述問題の2つのみである。大問内の10~12題のうち6~8題が正誤問題、それ以外が記述問題と、正誤と記述がおよそ6:4の比率で構成されている。また、その正誤問題の中には数問、2つ選ぶ問題が出題される。※これが勝負を分ける問題になることが多い。


出題内容の傾向は、原始・古代~近世の範囲だけで全体の3/4が占められており、近代以降が他学部と比べ少ない。古代~近世が多いというのは、各予備校等が発信している内容であるが、実際のデータから、もう少し深堀していきたい。

5年分析表からわかるように、平安時代の政治史、鎌倉時代の文化史、室町時代の外交史・文化史、江戸初期の外交史、江戸の文化史、明治文化史は超頻出分野である。
一方、初期議会や大正時代、二次大戦前の昭和期など、早稲田他学部では頻出の分野が出されていない。
”文化”構想学部というだけあって、文化史の出題が目立つ。表の分析から、中世・近世の文化史は毎年絶対1問は出るといってよい。

問題の難易度は、早稲田大学の中だと1,2を争うほど易しく、ほとんどの問題が標準~やや易に分類される問題である。用語記述で、いわゆる捨て問が出ることもあるが、8割をとることができれば十分合格点であるから、そういった問題を取りにいく学習をする必要は無い。

詳しい過去問の復習方法はこちら⬇

史料問題は一度だけ2018年の大問1で出たことがあるが、それ以前もそれ以降も史料問題の出題は見られないので、基本的には出ない。


<合格者が教える!傾向を踏まえた対策勉強法>


傾向で述べたように、全大問がテーマ史で構成されていることがこの学部の特徴だが、テーマ史の問題集などを解く必要はない。なぜなら、問われるのは教科書に載っている標準的な知識だからである。まずは通史で標準的な内容を固めるのが重要だ。
テーマ史の勉強をしろ、と言われる文構対策で、通史をやれ、と言うのはあまりにも普通だったかもしれませんが、本当にこれに尽きるんです!
とにかく、実況中継・教科書レベルの知識に抜けがないようにメンテナンスを欠かさないようにしましょう。

テーマ史の勉強よりも通史をやったほうが良い理由をもっと詳しく!⬇


用語記述問題が全体の4割を占めるため、普段から漢字の難しい用語や読みの難しい用語は書いたり声に出したりして練習することが大切だ。難問奇問を除き、用語としては基礎的な出題が多い。漢字が書ければ1点、であるから、このような問題は絶対落としてはならない。

正誤問題ではやや難の問題も見受けられる。(特に2つ選べという問題は、2つ正解して得点がもらえる所が難易度をあげている)
やや難の正誤問題を正解するには、”早稲田レベル”の日本史に触れ、早稲田の正誤問題を解ききるための(ある種の)勘も必要になる。

勘を養うためにも、他学部(特に文化構想学部を受ける人に併願者が多い教育学部、文学部)の過去問で練習することをお勧めする。

過去問の詳しい演習方法はこちら⬇

出題マップから、重点的に取り組む必要のある時代は、室町、江戸、明治だといえる。

さらに具体的に、出題される分野を見ていくと、表の色を付けた分野である。水色が10~7回登場した分野、薄紫色が4~6回登場した分野だ。

文化史の出題が多い特徴は先に述べたが、その対策方法としては資料集をつかって写真をみて、鮮烈な印象を頭に残すことをおススメする。文化史は時間をかけて万全にしてほしい。
文化史では、鎌倉文化史、室町文化史、江戸の宝暦・天明期と化政期の文化がはずせないといえるだろう。

文化史が覚えられる!勉強法はこちら⬇


終わりに

今回の記事は以上になります!

この記事を最大限活用し、早稲田文化構想学部合格へ突き進んでください!

この他にも、早慶の日本史受験者の皆様に役立つ情報を多数配信しております!1記事5分ほどで読めるので、合わせてご覧ください!


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①なぜ、新規のオプチャを開設するのか

当初、manabelは「早慶を受験したいけど、方法が分からない」「身近に早慶の大学生がいない。できれば、現役の学生に相談したい」
そんな受験生をサポートしたいという思いでオプチャを開設しました。

しかし、学生側から「もっと本気の指導がしたい」ということを何度か言われ、どこかのタイミングで対応する必要があると思っていました。

少数精鋭型になりますが、【本気版】では、厳しくかつハイレベルな指導を目指したものになります。

②【本気版】はなぜ、少数精鋭なのか

これは、指導に携わった人は全員理解できると思いますが、「ある教科だけ」「ある質問だけ」の指導では、レベルアップをさせることはできません。
時間管理から、模試などを含めたトータルコーディネートが必要になります。
すると、当然、多くの受験生のアドバイスは難しいのです。

逆に言えば、そこまで本気のアドバイスをしますし、厳しいことを言われるのが苦手な方は参加を見合わせていただくようお願いします。

③【本気版】に参加してほしい受験生

・「自分で調べる」ということを怠らない人
・「参考書ルート」というものに依存しない人
・合格最低点ギリギリを狙うのではなく、入学後も見通し、高い学力を持ちたいと思う人(知的好奇心がある人)
・「詰めて考える」ということを怠らない人
・相手のことを考え、的確な質問ができる人

<目指す地点>
・受験科目のどれかで9割以上
・受験でトータルで8割を超える

<退会ルール>
・学習記録を2日以上提出できない人
・事前の連絡をせずに、相手に依存する人
・嘘や言い訳をする人
・やってもらって当たり前タイプの人

④費用に関して

いわゆる予備校のような入学金や教材費などはありません。
講座1つ(60分程度)で1,000円と、リーズナブルだと思います。また、講座の内容自体は、予習・復習に役立つ教材を用意します。

また、自分だけの勉強管理をしてほしいというニーズをいただいておりますが、そちらは1ヶ月限定などで対応する予定です。

目的は「本気の受験生」が、学習状況を共有し、互いに刺激し合う場をつくることです。そちらに関しては、もちろん無料になります。

⑤指導に自信はあるか、と言われれば「YES」です

過去のオプチャのご覧いただいて、我々がどういう指導をしているのかご覧ください。その手間すら惜しむのであれば、今回は対象の方とは言えません。

⑥最後に

早慶は間違いなく私立の雄です。しかし、入学した後の学生の差は大きく、それは「どんな受験生時代を過ごしたか」が重要になります。

早慶に合格した後も、自分が目指すキャリアを構築したい、もっと知的な部分でワクワクするような勉強がしたい、もっとハイレベルに鍛え上げてくれる環境がほしい、そんな方に参加していただきたいと思います。

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A, 直接お申し込みいただく
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