クリスマスと冬至 ～ロイヤルコペンハーゲンのイヤープレートを取り巻くおはなし～
クリスマスの起源
キリスト教が広まるよりも前、北欧に住んでいたゲルマン民族は「ユール」と呼ばれる冬至のお祭りを行っていました。
冬至は1年のうち最も夜が長くなり、その後、次第に息吹あふれる春へと向かう日です。
再び力を取り戻す太陽へ畏敬の念を抱き、神話の神々へ供え物をし、盛大に祝ったことが クリスマスの起源とも言われ、現在も北欧の国々には、その頃の風習が息づいているようです。
太陽が一度死に、翌日生まれ変わることをキリストの復活と結びつけたクリスマス、 世界に生命がみなぎり始める冬至という特別な日を、ロイヤルコペンハーゲンのイヤープレートという特別な一皿が、あなただけのとびきりの一時を演出します。
クリスマスのための特別なプレート
日本ではイヤープレートとして親しまれていますが、デンマークでは「クリスマスプレート」として愛用されているロイヤルコペンハーゲンのイヤープレート。
これはヨーロッパの昔からの習慣で、一年に一度のクリスマスに家の主が使用人たちを労い、ご馳走を盛りつけた料理をプレート(お皿)と共に使用人へ贈り、使用人はそのプレートを壁に大切に飾ったことが始まりと言われています。
そのような風習からクリスマスのための特別なプレートが作られるようになり、今のイヤープレートとして伝承されていったのです。
ロイヤルコペンハーゲンのイヤープレートは、贈る側にとっても、贈られる側にとっても、最高の一品であったことは言うまでもありません。
そこには、お互いの信頼関係があったからこそ築けた感謝の念を、一枚のイヤープレートに託した古の人々の深い人間模様が見られます。
1年の締めくくりは『イヤープレート』で
ロイヤルコペンハーゲンのイヤープレートは1908年から始まり、毎年欠かさず100年以上発売されている歴史あるアイテム。
1点1点が職人の手で作られていること、毎年絵皿のデザインが変わること、そして、世界に一つだけのイヤープレートであることが、私たちを魅きつけてやまないのかもしれません。
今年もたくさんの食器に出会い、あちこちに寄港された方も、1年の締めくくりは『イヤープレート』に帰港し、旅の最後を飾ってみてはいかがでしょう。
慣れた場所に帰る安心感、「おかえりなさい」、そんな一言があなたを待っています。
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