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私たちについて

「日本の英語を考える会」は、「○○区のウェブサイトで、まったく伝わらない英語、たくさんみつけちゃった・・・」とか「新国立競技場の案内版の英語表記、ちょっとひどすぎる。海外からのお客様を迎えるのに恥ずかしい~!」というお喋りから始まった会です。米国コロンビア大学ビジネススクールの卒業生の有志が設立の中心となって、日本の英語を「伝わる英語」にしていくために、明るく前向きに情報発信と意見交換しよう!と、noteブログを使って活動を始めました。メンバーのプロフィールは様々。英語とのかかわり方も色々。でも 「こういう時は、英語ではこう言ったほうが正確に伝わるんじゃない?」といったことから、「日本の英語」を取り巻くちょっとアカデミックな考察まで、広く皆さんと共有して議論したいと願っています。

ミッションステートメント

• 日本の政府、自治体のウェブサイト、刊行物、標識・看板などで正しい英語が使用されることの重要性について意識を高める。
•翻訳のプロセスについて公衆の理解を深め、明確、簡潔でわかりやすい英語への翻訳を奨励する。
•日本の公共の場での英語表現をより良いものにするため自由に意見交換したり協力し合える場を提供する。

2022年度の目標:公共の領域における英語、とくに中央・地方行政機関が発信する英語の改善を促進する。

Mission statement

•Raise awareness in Japan about the importance of using correct English in public communications, including websites, publications, and signage. 
•Inform the public about the translation process and how to prepare clear, 
concise, and easy-to-understand English.
•Facilitate communication and cooperation between members of the public 
who are interested in promoting the improvement of public English in Japan.

The theme for 2022: 
Focus on the improvement of English in public places, particularly English created by government bodies - both central and local.

連絡先:nihonnoeigo2020@gmail.com

メンバー紹介 (アルファベット順)

Anne Crescini(アン  クレシ―ニ)

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アメリカ・バージニア州出身。Old Dominion University 応用言語学修士。Mary Washington College 卒 宗教学専攻。
北九州市立大学 准教授(専門:和製英語および外来語)コミュニケーション、プレゼンテーション、ライティングのクラスで教鞭を執る。
日本語能力試験1級。日本在住歴21年(2021年現在)。
福岡県を拠点に講演会活動、テレビ・ラジオコメンテーター、執筆活動、教師、ブロガー。
バイリンガルブログ「アンちゃんから見るニッポン」では、日本で暮らしてきた経験で感じた見解をもとに言語と文化について博多弁と英語の二か国語で綴っている。
『ペットボトルは英語じゃないって知っとうと!? 』(ぴあ)、『バリバリウケる!ジャパングリッシュ』(アルク ソクデジBOOKS)等をはじめ著書は多数。

加藤麻子 (Asako Kato)

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コロンビア大学経営学修士(MBA)。上智大学英文学科卒。富士銀行(現みずほ銀行)本店国際部勤務後、NHK、NTV、CNN等で二ヶ国語放送や会議通訳に携わり、その後渡米してワシントンDC、ニューヨーク、ロサンジェルスの米国企業でプロジェクトファイナンスに従事。滞米10年半後に帰国し、国際ビジネスコンサルティング会社、ユニバーサル開発(株)を創業。国際プロジェクト開発、再開発に携わる。2008年、英語学校 English Avenue(東京中目黒)を開校。企業研修では、ビジネス英語、英語プレゼンテーション、異文化間交渉術、海外投資家向けの英語による広報やIRを教えている。海外留学希望者のためにTOEFL、IELTS、GMAT、エッセイ対策等も実施している。2023年1月にはお茶の水校を開校。東京中目黒を中心とした日本情報発信英文ブログ I LOVE NAKAME を主宰。

鶴田 知佳子 (Chikako Tsuruta)

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コロンビア大学経営学修士(MBA)。上智大学外国語学部フランス語学科卒。2023年3月まで東京女子大学教授。東京外国語大学名誉教授。放送通訳者、会議通訳者。日本通訳学会評議員。日米協会理事。AIIC(国際会議通訳者協会)会員。CFA(アメリカ公認証券アナリスト)。
小学校高学年はアメリカ、中学は日本、高校はインドのアメリカンスクール、大学は日本で大学院は再びアメリカと学校教育の半分はアメリカの教育を受けている。配偶者の転勤でイタリアのミラノに6年間生活、イタリア語も話す。著書:『45分でわかる!オバマ流世界一のスピーチの創りかた』(マガジンハウス)『英語で言いたい日本語の慣用表現』(柴田真一との共著、アルク)など多数。

市川 公美 (Kumi Ichikawa)

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コロンビア大学経営学修士(MBA)。津田塾大学国際関係学科卒。
大学院卒業後は、ソロモンブラザーズ、シティグループ株式調査部、S&P、FTSEと一貫してグローバル株式指数の開発に携わる。2012年ファイナンシャルアドバイザーにキャリア転換、株式指数を利用したミューチャルファンドや ETF の知識を基に確定拠出型年金プランのアドバイザーに。2016年からは独立系投資アドバイザー。ニューヨーク在住。
それまでほとんど海外経験がなかったが、デモシカ(死語)でニューヨークに渡来。日系アメリカ人の子供がいるため、日本が今後も魅力的かつ競争力のある国でいてほしい。そのためにもメッセージが正しく伝わること、積極的に世界に向けて発信していくことが重要だと思います。

白木 聖代 (Masayo Shiraki)

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コロンビア大学経営学修士(MBA)          
大学卒業後名古屋で翻訳・通訳業務の会社を友人と共に立ち上げる。名古屋において初の女性だけの会社として新聞、テレビなどマスコミに取り上げられる。この会社の経営を通して、経営について学びたいという気持ちが芽生え、1985年にコロンビア大学ビジネススクールに入学する。
1986年MBAを取得後、外資系証券会社「クレディスイスファーストボストン」入社。外国債券部で機関投資家相手の営業を担当。ヴァイスプレジデント。1994年結婚、出産のため退職。現在は3歳から10歳までの子供の為の
算数、国語、ロボット、プログラミング教室を浦安市にて開催。生徒数約100名。大学非常勤講師。現在はwritingを担当。
フランス料理のシェフ養成学校 ル・コルドンブルー卒業 料理研究家
浦安市国際交流協会にて2014年度から2019年度まで6年間会長を務め、
その間会長としての職務の他、市長、市への来訪者、式典等の通訳を務める。浦安市郷土博物館野外展示場英語ボランティア用の英語テキストの監修、録音。英語通訳案内士、英語検定1級 TOIEC990点

Rochelle Kopp (ロッシェル カップ)

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イェ−ル大学歴史学部卒業、シガゴ大学経営学院卒業(MBA)。
北九州市立大学英米学科教授。ジャパン・インターカルチュラル・コンサルティングの創立者兼社長。MS&ADインシュアランス グループ ホールディングス株式会社の社外取締役。
異文化コミュニケ−ションと人事管理を専門とする経営コンサルタントとして、日系と外資系の多国籍企業のグローバル人材育成を支援している。
日本語が堪能で、朝日新聞globeを含めて日本の出版物に多数のコラムを連載している。『マンガでわかる外国人との働き方』(秀和システム)、『英語の品格』(集英社インターナショナル)や『反省しないアメリカ人をあつかう方法34』(アルク)をはじめ、著書は多数。

楠田 倫子 (Tomoko Kusuda)

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コロンビア大学経営学修士(MBA)。上智大学法学部国際関係法学科卒。日本ロレアル(株)ヴァイスプレジデント コーポレートレスポンしビリティーコ本部長。同社エグゼクティブコミティーメンバー。
1989年上智大学を卒業後、富士銀行(現みずほ銀行)に総合職として入行。1992年同行を退職しコロンビア大学ビジネススクールへ留学。1994年MBAを取得後帰国。米系消費財メーカー(ワーナーランバート、現ファイザー)を経て1999年に日本ロレアル(株)入社。ロレアルグループ内のブランドの事業部長職を歴任。2022年より現職。
日本生まれの日本育ち。20代も半ばを過ぎてからの留学生活とその後に続く長い外資系企業勤務を通じて英語と格闘してきました。いつの間にか「英語のできる人」のように見られることが増えてきましたが、実はいまだに歯がゆい思いをすることも多いです。

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