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南アフリカ旅行(4)エチオピア航空の「30分」乗り換えって大丈夫なの?(パート2)

こちらの記事の続きを書いていきます。☟

ざっくりのあらすじとしては、
成田空港~仁川国際空港~アディス・アベバ(エチオピア)~ケープタウン(南アフリカ)の旅程で旅する私が、アディス・アベバの30分乗り換えというムリゲーを見事に失敗し、振替便を手配してもらって無事にケープタウンまで着きましたが、私のスーツケースがまだアディス・アベバに取り残されているという話でした。


まず、振替便で着いたヨハネスブルグでの出来事

アディス・アベバで係員さんに「ヨハネスブルグで国内線に乗り換えてケープタウンまで行ってね☆」と言われた私は、無事にヨハネスブルクに着きました。一度入国しなければならず、長蛇の列に並びながらやっと南アフリカに入国できた私は、スーツケースを受け取るべくベルトコンベアに行きました。ほかの国の人たちが入国に苦戦している中、私はすんなりと通過できました。ほかの国の人には失礼だけど、日本のパスポートって本当に信頼されているんだなと毎回思います。日本の外交官の方々が尽力してくれているおかげですね、ありがとう!
と思いながら、ベルトコンベアに到着すると、すでに荷物は出し尽くしていたようで、そこら辺にいた係員さんに、

筆者
「スーツケースはもうすべて出たの?」

係員
「そうだね、これで全部なのでもし見つからなかったら荷物のお問い合わせセンターで聞いてみてね」

まじか、と思い荷物センターに行き、係員さんに尋ねる。

筆者
「あの、俺の荷物が見当たらないんだけどまだ届いてないのかな?」

係員
「&%$#〇△▢(アフリカ訛り)」

筆者
「えっと、この紙に必要事項を書くのね、、、?」

係員
「&%$#〇△▢(アフリカ訛り)」

数分して、

筆者
「はい書いたよ」

係員
「&%$#〇△▢(アフリカ訛り)」

筆者
「へっ?」

係員
「&%$#〇△▢(アフリカ訛り)」

筆者
「なに、私のホテルまでスーツケースを届けてくれるって事?」

係員
「&%$#〇△▢(アフリカ訛り)」

筆者
「I can not understand what you are talking about」←(これ多分結構強い口調というか、強い言葉)

係員
「&%$#〇△▢何が分からないの?(アフリカ訛り)」
と、眉間にしわを寄せられ、少しキレ気味な表情。


もういいや、スーツケースが届いたらラッキー!程度な気持ちで旅すればいいや。そう思いながら控えの紙を渡され、気を取り直してケープタウン行きの飛行機を探した。少し時間があると思ったので、ここで南アフリカのSIMカードを購入、これがないと何もできないし命の次に大事なレベルですからね☆

アディス・アベバでもらった振替便のチケットに、次に乗る便名が書いてなかった(というかわからなかった)ので、適当にそこら辺にいた係りのおじさんに聞いてみる。

筆者
「あの、ケープタウン行きの飛行機に乗りたいんだけど、どれかな?」

係りのおじさん
「あぁ!ついてきて!」

電光掲示板を見るおじさん
「あなたの便はもうすでに出発してしまったから、あそこにあるチケット売り場に聞いてみて。」

筆者
「あっ、ありがとう」

いやマジかよ、そんなことある?手配してもらった振替便を逃すなんてある?まだ時間をそんなに経ってないのに!!
いや待てよ、アディス・アベバで念のためケープタウンの到着時間を聞いたけど、18:35って言われたよな?てことは、ヨハネスブルグからケープタウンまでは2時間くらいかかるから、ヨハネスブルグの出発時間は16:35くらいのはず、今はまだ15時前だから冷静に考えてまだ時間はあるよな?
まじか、この旅もう終わりだな、めんどくさくなってきたな、と思いながら、さっきのおじさんに言われたチケット売り場へ行く。

筆者
「あの、このチケットの便に乗りたいんだけど、もう出発しちゃったかな?」

チケット売り場のお姉さん
「あぁ、この飛行機はうちのじゃないからあそこにある赤い会社のカウンターに行ってみて!」

筆者
「ありがとう!」

そんなこんなでそのカウンターに行く筆者。

筆者
「あの、この飛行機に乗りたいんだけど、もう出発したかな?」

チケットのお姉さん
「あぁ、この飛行機はまだ出発してないよ!あそこにあるチェックインカウンターで新しいチケットに変えてね!」

え、まだ出発してない?まだチャンスあるのか? とパ二くってると、隣にいるお姉さん2人も加勢してくれて、

チケットのお姉さん②
「あそこのカウンターだよ!

チケットのお姉さん③
「あなたの後ろのあそこの!ほらほら」

筆者
「おっ、おう、あそこに行けばいいのね、オッケー!とりあえずありがとう!」

チケットのお姉さん三人衆
「どういたしまして!!」


その後、そのカウンターに行き、無事に正式なチケットに変更できた筆者は、ケープタウン行きの飛行機に乗れたのでした。
あの、ほらを吹いた空港のおやじめ、ふざけんなと内心思いつつ。
でも、海外行ったら基本は自分自身しか信じないので、あのおじさんを疑って、自分を信じて正解でした。

ヨハネスブルグ~ケープタウンへはこの小型飛行機に乗りました。


ケープタウンに着いた後も


その後、ケープタウン国際空港のレンタカーのおばさんに「荷物はそれだけなの?」と聞かれ、初日に泊まったゲストハウスのMartinさんのところへ着いた時も「え?荷物それだけなの?」と言われ、そりゃそうだろうなという感じでした。


その後も一向に荷物は到着しません、だってまだアディス・アベバにあるのですから。

2日くらいたっても5,000km先のエチオピアにある筆者のスーツケース、Apple AreTagがその現在位置を知らせてくれています。

ところが数日たつと、

!!!!!!!

なんと、スーツケースがケープタウン国際空港まで運ばれてきたではありませんか!!!!!

これでやっとホテルまで届けてくれるんだろうな~と思いつつも


全然届きません。


さすが海外、まぁ期待はしてなかったけどやはりこうなったか。

そんなことで、ついに南アフリカ旅行最終日を迎えた。
スーツケースはまだケープタウン国際空港にあります。なんとか最後にあがいてやろうと思い、ホテルまで届けてくれるはずの配送業者のチケットカウンターへ向かう。これまでのあらすじを伝えて、俺のAirTagがスーツケースがここにあると示していることを伝えると、「あっちのずっと進んだ先に私たちと同じ会社の荷物カウンターがあるからそこで聞いてみてね」と言われたので早速移動。

金属探知機を通り、カウンターに行くと、




あっ、あった。





見覚えのある黄色いバンドを巻いたスーツケース、あった。




無事にスーツケースを取り返した筆者は、そのままチェックインカウンターへ向かいチェックイン。約1週間まったく使わなかったスーツケースを再び預け、帰りの飛行機に乗りました。

いやー、無事に取り返せてよかったですよ。服とか、この旅行の為に買った「On」のシューズも入ってたので。

でも、AirTagをスーツケースに入れておいてよかったです本当に、どうせ使わないだろうと思っていたけどまじで役に立ちました。AirTagが無かったら、最終日にスーツケースを取り換えそうだなんてことすら思いつきませんでしたからね。



どうですか、このエチオピア航空という会社。
使うか使わないかはあなた次第です。




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