見出し画像

日本遺産検定合格者に聞いた「知識ゼロからこうやって覚えた! 勉強のコツ3選」

執筆:日本遺産マガジン編集部

日本遺産検定の募集がはじまりました。
日本遺産検定に合格した方々(日本遺産ソムリエ)が、「知識ゼロからどのように勉強して合格したのか?」 伺ったお話の中から一部、ご紹介したいと思います。勉強中のみなさま、そしてこれから勉強するみなさまのヒントになれば嬉しいです!


勉強のコツ1:馴染みのある地域から覚える

日本遺産は全部で104件あります。1番目から? それとも? どのような順番で覚えていくのか? 悩む方は多いようです。お話を伺う中で多かったのが、出身地、お住まいの地域、行ったことがある地域、好きな地域など、馴染みのある地域から覚えていくというスタイルでした。まずは少しでも知っている地域からストーリーを眺めてみると、「あの場所はこんな歴史があったんだ」など、記憶と結びつき、記憶に残るとのこと。また、地元や身近な地域だと、「覚えて人に話したい!」など意欲がわくようです。

勉強のコツ2:興味があるテーマ・キーワードから覚える


日本遺産には、祭り、神社仏閣、伝統芸能など様々な要素が含まれています。それらを一気に全部覚えるのは大変ですが、「気になるキーワードから覚えていくことで楽しく勉強できた」という声もありました。たとえば、祭りの日本遺産といえば、「灯り舞う半島能登 熱狂のキリコ祭り」丹波篠山デカンショ節」などがあります。実際、合格者の方で祭りや伝統芸能に興味があり、日本遺産に興味を持ったという方がいましたが、まずは「祭り」「伝統芸能」に関わる部分から覚えていき、次に近しいテーマの「伝統工芸」を覚えるなど、徐々にスライドしていきながら覚えていったということでした。

勉強のコツ3:どこでもいいから現地に行ってみる


最後は、現地に行ってみるということ。やはり現地に行くことで、「興味が増す」「イメージがわく」ということでした。日本遺産は全国にあります。国内の方であれば少なくとも近くに1件はあるはず。ぜひ一度足を運んでみると良いでしょう。「現地で何を楽しめばいいの?」という方もいると思います。たとえば神社仏閣などはわかりやすい構成文化財ですね。また、資料館なども良いでしょう。直接、検定の問題と関係なくても、現地でストーリーに触れることで、覚えやすくなりますし、地元の方にお話を聞いてみるとより記憶に残るかもしれませんね。

おすすめなのは「問題を出してもらうこと」


いかがでしたか。まだまだいろんな勉強方法があると思いますが、合格者の一部の声をご紹介しましたので、参考にしていただけたら。

また、100件ほどの資格を取得した「資格マスター」の方が日本遺産検定を受験されたのですが、覚えるコツを伺った際、そのひとつとして「誰かに問題を考えて出してもらうことが効果的」というお話をしてくださいました。

覚えたつもりになっていたことが、問われることで初めて「案外覚えていない、うろ覚えだった」ということに気づくそうです。ご家族やご友人、身近な方にぜひ問題を考えて出してもらうといいかもしれません。

また、日本遺産マガジンでは、過去問を紹介しています。よければ活用ください。引き続き楽しく日本遺産を学んでいただき、日本遺産検定にトライいただけたら嬉しいです。

▼ 過去問をチェックする

日本遺産検定のご案内

8/23(金)24(土)25(日)日本遺産検定を実施します。合格して日本遺産ソムリエになろう。
第4回3級検定について 3級対策講座【無料】7/24(水)
第1回2級検定について 2級対策講座【3,000円】7/12(金)、7/17(水)

日本遺産検定・3級公式テキストのご案内

日本遺産検定を受けるならぜひ読んでおきたい唯一の公式テキストです。受験に向けた知識のみならず、日本の文化遺産に興味のある方にぜひおすすめしたい1冊です。

運営:日本遺産普及協会

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?