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志望動機は難しくない

東京都のオンラインマスタークラス「日本語のタネ」の糸川優です。
複数の大学で、日本語教育、キャリア支援、日本人のアカデミックライティングなども担当しています。

志望動機の類を書かなければならない機会は多いでしょう。
AO入試、アルバイトの応募、就活…。
が、志望動機は難しくはありません。
書く、という行為を突き詰めると、そのように断言できるのです。

相手が何をあなたの中に見たいと思っているのか。
それを見せればいいのです。
ないということはないはずです。
何かあります。
それを取り出して見せましょう。

それには、まず、相手について知らなくてはいけません。
どんな大学、どんな学部、どんな先生がいるのか。
どんな職種、どんな企業(お店)、何を売っていて、何を得意分野としているのか。
どんな企業、企業理念、事業内容…。

あなたの中に接点があるだろうと思います。
そうしたら、あなたの過去(これまでやってきたこと、興味)、現在(やっていること、好きなこと、特性)、将来(目標、思い描く未来)などとリンクさせて書くことになります。

要するに、上手に相手とのマッチングができればいいのですね。
合格もしくは内定したら、そこで何をしたいのかということを忘れずに書きましょう。

目的が明確な文章を書くのは、難しいことではないんです。

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