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日本語教材の作り方(養成講座受講中)

販売している素材の使い方の参考も兼ねて、私がいつも学校の宿題で作成している流れで教材の作り方を紹介します。

教師ではない上に、養成講座に通い始めて半年も経ってないので「作り方」を人様に紹介するほどのものではないと思うのですが^^;

私は教材を作りはじめた時、いちいち
「はて、これはどうしたものか・・・?」
と悩むことが多かったので、初めて作る方の参考にでもなればなぁと思います。
また、こうやったらもっと楽になるのに〜!という意見があったらぜひ教えていただきたいというねらいもあります。(ぜひコメントいただきたいです^^)

ということで今後、バージョンアップしていくつもりなので、まだまだ”β版”の内容です。

※ちなみに、私が通っている学校は、テキストは「みんなの日本語」を使用して、直接法による教え方を学んでいます。

1. 準備するもの

1)絵カード(厚紙に印刷したもの)

私は 基本的に、V(動詞)カードはB5、N(名詞)A(形容詞)カードはA5サイズにしています。
オンラインショップではN/Aカードは単体での販売の他に、A4サイズの2種類セットでの販売もしています。カットしやすいようにラインを入れています。
※写真のNカード(箸、スプーン、手)は、前回の授業の時に、先生が小さめのサイズで作られていたので真似しました。

プリントアウトされた教材

2)文房具類

絵カードを切ったり、マグネットを貼ったりするための道具は、

  • カッティングマット

  • 定規(※私は家になかったので、木の端材を使ってます)

  • カッター

  • ペン(3色)

  • マグネットテープ(2cm幅)

  • ハサミ

  • ホチキス

文房具類(だいたいダイソー)

2.作り方

1)絵カードをカットする

作業をしていると、だいたい邪魔されます

2)絵カードに色マーカーを引く

先生が授業の初めの頃に、カードは品詞で色分けすると学習者がわかりやすくなるので良い、と言われていたのでそのようにしています。
私は、以下のように色分けしています▼

  • V(動詞)カード・・・赤

  • N(名詞)カード・・・緑

  • A(形容詞)カード・・・黄色

Nカード(緑)
Vカード(赤)
N(名詞)カードとV(動詞)カード

3)マグネットテープをカットする

だいたい3cmくらいかなぁ?適当です。(私は1巻分まとめて一気にカットしてしまいます。)
※ちなみに、私は最初の頃3cm幅のもので、3cm×3cm位の大きさでカットしていましたが、実際に使ってみると、磁石が強力すぎて、絵カードをホワイトボードからはずしづらくてもたついてしまったので、今位のサイズに落ち着きました。(学校の同期生からは、もっと小さくていいのに(笑)と言われます^^;)

途中でマグネットが足りなくなると、あせりと絶望を感じます

4)絵カードにマグネットテープを貼る

マグネットの貼り方は、文字カード等の小さいサイズのものは、両脇に2箇所、NカードやVカード等の大きいサイズのものは、上部両脇に2箇所と下部の真ん中に1箇所貼っています。
授業中に剥がれてしまわないように、念のためホチキスで留めます。

私が通っている学校の先生は(他の学校もそうかもしれませんが)、かなり細かいところまで指導をしてくださいます。
マグネットを貼る位置も、弱すぎると授業中にずれるから3箇所が良い、学校によってはホワイトボードが磁石の付きが弱かったりすることもあるので、予備のマグネット(テープじゃないもの)も持っていっておくと良い。など、実際の現場で役に立つ情報を盛り込んで説明をされるので、とても参考になります。

小さいサイズは両脇2箇所
大きいサイズは3箇所

5)完成・確認

教案を見て、教材が足りているかを確認します。(大体いつも何かが足りていないです。)
私の学校は、基本的に絵カードに文字は入れていません。

7課文型1の導入のセット

6)保管(導入とドリルと分けてクリアファイルに)

教材は、導入で使用するものとドリルで使用するものと別々に作成して、クリファイルに分けて入れています。
共通の絵カードもありますが、授業中にカードを探してモタつくので、別に作るように指導されています。(実際、分けずに模擬授業をした際に、カードを探すのにモタついた経験済み。)

導入のセットに教案を入れています。
写真は12課とラベルをつけてますが、7課の間違いです^^;


いかがだったでしょうか?
以上が、現時点での私の教材作成の流れです。
良かったら感想やご意見・アドバイスをいただけると嬉しいです!

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