カメラオフの理由
オンライン授業が続いているハノイ。
学生とのコミュニケーションの取り方には、まだまだ課題が残ります。
学生がカメラをオンにしてくれないというのは、当初からのあるあるです。
しかし、私の学校では、特にカメラのオンオフは気にしていません。
まぁただ、私も自分自身に向かって話し続けるというのは結構辛いもので。
たまには顔出してくれてもいいのになぁなんて思ったりするわけです。
理由は色々あると思いますが、恥ずかしさというのは結構上位にランクインすると思っています。
でもさぁ、たまには…。
しかし、今日真実を知ってしまったのです。
…いや、今まで気に留めてなかったというのが正しいでしょう。
さて。
いつも通りみんなカメラオフ。
今日はグループワークをやりたかったので、途中からブレイクアウトルーム機能を使ったんですね。
どんな様子かな〜と思い、数分後様子を見に各部屋に行ってみたんです。
すると、そこには上半身裸の学生が。
私が急に部屋に入ってきたことに驚いた学生は急いでカメラオフ。
笑いました。
なるほど、だからカメラオフなのか。
実は、エアコンがない家がまだまだ多いベトナム。さらに、学生の寮生活となるとなおさらです。
一つの部屋を数人でおしくらまんじゅうのようにして暮らす人が多いので、夏場は大変だと思います。
数日前も違う学生が、タンクトップ姿で現れ、それはまぁもう裸の大将だったんです。
「先生、恥ずかしいです」と一言。
その時のことを思い出して、今日ようやく彼らの状況を理解したんですね。
全く気にもとめていませんでした。
君たち、これからはもう堂々と裸の大将でカメラオフにして参加してくれたまえ!
急なカメラオンの要求はできないと思った月曜日でした。
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