日本一わかりやすい?!登録日本語教員資格取得ルート判定と各ルートの要件や費用などの概要
概要:
皆さんご存じの通り、登録日本語教員になるためには複数のルートがあります。自分がどのルートにあてはまるのかの判定、そして判定後のルートで何が必要なのか、資料とにらめっこしたり…誰かと相談したり…でもちょっと不安…とお困りの方も多いのではないでしょうか。
この記事では、どこよりもわかりやすくルート判定・確認する2つの方法をご紹介します。また、各ルートの要件・かかる費用についても一覧で紹介します。もう知ってるよ!という方も、確認用にぜひご一読ください。
まずは、自己診断で出願!
8月1日から日本語教員試験の出願が始まり、出願の受付は 8⽉1⽇〜9⽉6⽇ですから、1か月以上の出願期間も、残り一週間程となりましたね。
出願の前に、自分がどのルートで資格を取ればよいのか、しっかり確認が必要ですが、確認してもしても、やっぱり出願前はみなさん不安ではないでしょうか。
しかし、現在出願期間中ですが、申し込みが殺到して電話・メールでのお問い合わせに十分対応ができていない状況とのこと…!
不安で問い合わせても、すぐに対応してもらえないかもしれません。
でも大丈夫です!!
自己判断のもと、申し込みさえしておけば、締め切り後も解決するまで対応してくださるようです。
とにかく自分でルートを判定して、期限までに申し込んでおくことが重要ですね。次のルート判定をぜひご活用ください!
実は、試験が免除されるルートの方も、出願は必要ですのでご注意ください⚠️これについては、記事の後半でご説明します。
自己判断のための登録日本語教員の資格取得ルート判定
現役日本語教師の方も、これから日本語を教えたい方も、文部科学省の下記の図を一度は見たことがあるのではないでしょうか?
現職の方👇
現職以外の方👇
この表、順番に自分が当てはまるか見ていって、途中の※や他の一覧表も読んで…とちょっと複雑で、大変ですよね…
そこで!さらに簡単にできるルート判定方法を2つご用意しました!
長い説明や、小さい※を読む必要はありません。
順番に質問に答えていくだけでルート判定ができちゃうのです!!!🙌
ルートの最終確認にも最適ですので、ぜひご活用ください!
そもそも登録日本語教員ってなに?ルートって…?という方は、まずは過去の記事をご覧ください。
では、さっそく判定へ🐕💨
①ルート判定機能(アスクの公式LINEアカウント)
「アスクにほんご」の公式LINEアカウントに「LINEで簡単!登録日本語教員 資格取得ルート診断」機能が追加されました👏✨
ぜひ【アスクの公式LINE:@ask_nihongo】を友だち追加して、ルート判定・ルート最終確認をしてみてください!
質問に回答していくだけで簡単に判定できます。
なんと、複数ルートに当てはまる方も、当てはまるルートが複数表示されます!
判定後、この記事後半で必要な要件などを確認することもお忘れなく😉
②ルート判定確認用エクセルシート
登録日本語教員の資格取得ルートは、経過措置の6ルート、養成講座ルート、試験ルートの合わせて8つあります。
しかし、実際は、複数ルートに当てはまる方もいらっしゃいますよね。
その場合もこのシート1つで判断できちゃいます✨
使い方は簡単で、ルート診断のための質問に「はい」「いいえ」を選択していくだけ!選択し終わったら自動的にルートと要件、受ける必要があるもの、料金まで表示されます👀
ルート判定の確認用に、ぜひダウンロードしてお使いください👍
①②を活用して、ルートの自己診断・確認をしてみてください😊
「自分が経過措置の対象なのかわからない…」「経過措置のどのルートだっけ?」という方はもちろん、「経過措置の対象外だと思っていたけど、念のためもう一度確かめたい」という方にもおすすめです。
※①②はアスク出版日本語編集部が独自に作成したものであり、最新情報が反映されていない場合があります。
必ず文部科学省の資料も合わせてご確認ください。
各ルートの要件と価格
さて、ルートがわかったところで、、、
各ルートの要件、そしてかかる値段なども気になりますよね🤔?
簡単にご確認いただけるようにまとめました!
☆経過措置Cルート
👤要件
・学位(短期大学は除く)
・過程①(「必須の教育内容 50 項⽬に対応した⽇本語教員養成課程等」として⽂部科学省の確認を受けた⽇本語教員養成課程等)の修了
📝受ける必要があるもの
・応用試験
(講習Ⅰ+Ⅱ、基礎試験、実践研修は免除)
💴料金合計
21,700円
☆経過措置D-1ルート
👤要件
・現職者(※)であること
・学位(短期大学は除く)
・過程②(「平成 12 年報告に対応した⽇本語教員養成課程等」として⽂部科学省の確認を受けた⽇本語教員養成課程等の修了)
📝受ける必要があるもの
・オンデマンド配信の講習Ⅱ、講習修了認定試験
・応用試験
(講習Ⅰ、基礎試験、実践研修は免除)
💴料金合計
39,300円
☆経過措置D-2ルート
👤要件
・現職者(※)であること
・学位(短期大学は除く)
・過程③(この表にある機関での、420時間の養成研修過程等)の修了
📝受ける必要があるもの
・オンデマンド配信の講習Ⅰ+Ⅱ、各講習修了認定試験
・応用試験
(基礎試験、実践研修は免除)
💴料金合計
48,100円
☆経過措置E-1ルート
👤要件
・現職者(※)であること
・検定試験の合格(昭和62年4月1日から平成15年3月31日までの試験)
📝受ける必要があるもの
・オンデマンド配信の講習Ⅰ+Ⅱ、各講習修了認定試験
(基礎試験、応用試験、実践研修は免除→出願は必要です)
💴料金合計
36,700円
☆経過措置E-2ルート
👤要件
・現職者(※)であること
・検定試験の合格(平成15年4月1日から令和6年3月31日までの試験)
📝受ける必要があるもの
・オンデマンド配信の講習Ⅱ、講習修了認定試験
(基礎試験、応用試験、実践研修は免除→出願は必要です)
💴料金合計
27,900円
☆経過措置Fルート
👤要件
・現職者(※)であること
📝受ける必要があるもの
・基礎試験
・応用試験
(講習Ⅰ+Ⅱ、実践研修は免除)
💴料金合計
23,300円
※ここでの「現職者」とは次の通りです。
以前も書きましたが、単純に「今現在教師をしている人」ではありません。
また、それぞれのルートの方が「登録日本語教員」になるためにかかる料金は、下記の一覧の通りです。
複数ルートに当てはまる方は、登録までに受ける講習や試験の有無や料金など、ご都合のいいルートをお選びいただいて、お申し込みください。
そして、冒頭にお話しした日本語教員試験の出願についてですが…
⚠️基礎試験と応用試験が免除されるE1,E2ルートの方も、下記の手続き・料金が必要ですので、ご注意ください。
今回は「登録日本語教員」を目指すルート、特に現職者の方の「経過措置ルート」について詳しくお話ししました。
これからも講習や試験について、今後順次記事を公開予定です!
よかったらフォローして、更新をお待ちください~!🙇♀️
\試験勉強にはこちらがおすすめ👀📝/
アスクはnote以外のSNSでも情報を発信しています💡
アスク出版 日本語編集部
X(旧Twitter):
日本語編集部 @japan_askbooks
日本語教育いどばた @nihongo_idobata
Instagram:@japan_askbooks
LINE:@ask_nihongo 👉LINEスタンプ販売中!
👉簡単ルート判定も実施中!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?