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小さい人に寄り添った大きい人・・・ノッポさん

ノッポさんは、
最終回以外は 話さなかったけど

ノッポさんの言葉

「『子“ども”なんてひとからげにはできない。大人だって大人“ども”なんて言われたら嫌でしょ』と話していました」。


のっぽさんは著書の中で次のように記しています。


「子どもだからといって、“経験も浅い、物事をよくわかっていない存在”とは、これっぽっちも思っていないからですよ/小さい人たちというのは、実にいろいろなことが分かっているのです。大人が思うよりも、いやおそらく大人よりも、ずっとずっと賢いんですから」。

(「ノッポさんの『小さい人』となかよくできるかな?」より)

また、古家さんはのっぽさんが「小さい人」に話しかけていた姿が印象に残っているといいます。

(古家さん)

『僕はのっぽと言いますが、君のお名前を教えていただけませんでしょうか』と話しかけるんです。言われた子は、顔を真っ赤にしながらも必死に自分の名前を言うものですから、そばにいた親が驚いていました。泣いている赤ちゃんに『どうされましたか。一生懸命おしゃべりしていますね。眠たいですか。どうぞどうぞお休みください』なんて優しく話しかけていると、赤ちゃんもお母さんもにこにこになる。そんな奇跡みたいな場面がのっぽさんといるとたくさんありました」。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230510/k10014062491000.html

サン・テグジュペリの「星の王子さま」の言葉のようで
ノッポさんの言葉、心に留めておきたいなと思う。

私が生徒に接する時、
敬意を込めて 中学生も高校生も「VOUS」だ
ある時は 距離を保って 冷静でいさせてくれるが

「敬意」を込めて

世界にいろいろな言葉あるなかから、
「日本語」を選んでくれただけで、感謝と敬意
相手が小学生も 大学生も 変わらない

Grande personne, adulte, dans le langage des enfants.

https://www.larousse.fr/dictionnaires/francais/personne/59812

フランス語では ときに
「アダルト ADULTE(アデュルト)」を
Grande personne
文字通り 「大きい人」と言う

「小さい人」が使う
「大人」を意味する表現とのこと。

「小さき人」「小さな人」の世界から見たら
私は、ただ無駄に ずうたいとやらが
「大きい」だけなのかもしれない。

進撃の巨人の、「巨人」? なぜか連想したり

「小さい人」の方が、実は「本質」を見ている。
そんなことを思うことがある。

「大きい人」は、物事を知りすぎて
逆に何も見えなくなっている

星の王子さまは、内藤濯さんの訳がいい
誤訳部分があると言われようと
すーっと 心にしみ込む「日本語」だ
音の響きもお気に入り

フランス語が分からなくても
きっと原典の響きも 心地よいはず・・・
オーディオ版といったら、これよね!

星の王子さまを読んだことない方は チャンスです
今すぐ、どんな紙にでもいいので
羊を描いてください。ボールペンでも鉛筆でも。

それから、、、物語を読んでみてください。
お願いします。

フランス語じゃなくても、
日本語でも、英語でも、とにかく読んでください。
この物語はいろいろな言葉に翻訳されてます。

時間があったらで、かまいません。
無理にとは申しません。

私は「仏文学」は苦手なのに、
この作品だけは別です。難しくない文章です。

「できるかな」のオープニング曲
明朝からの目覚ましにしようかな
なんて、たくらむ
一生「小さい人」でありたかった
悲しき「大きい人」でした

ノッポさんの記事を読んで、
思ったままに。

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