大阪桐蔭高校のチーム作りに学ぶ「採用と育成」の本質とは?
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大阪桐蔭高校のチーム作りに学ぶ「採用と育成」の本質とは?

A .B .Untied (ABU)旧:日本営業大学

アスリートに特化した日本初のビジネススクール「日本営業大学®︎」
学長の中田です。

今年、高校野球春のセンバツ大会で圧倒的な強さを見せ優勝した大阪桐蔭高校。

「あれだけ全国から優秀な人材を集めたらそりゃ強いよな」

というやっかみにも聞こえるコメントがSNSで飛び交うほどの圧勝でした。

西谷監督とは浪人時代〜関西大学と同期で、昔から彼のことをよく知っていますが
ああ見えてとても緻密で繊細な男です。
キャッチャーというポジションのおかげもあってか、観察眼にも優れています。

彼は高校時代(報徳学園)も関西大学でもレギュラーではありませんでしたが
高校・大学ともキャプテンを任されていました。
言葉の力、背中で引っ張る姿が彼のリーダーとしてのスタイルです。

例えばこんなことがありました。
大阪桐蔭では夏の大会前、酷暑対策として
「冬用のグランドコートを着て練習する」というメニューがあります。
選手からは「なんでそこまで」という声が上がったそうですが、
もちろん監督も同じ冬用のグラコンを着て登場します。
実際に彼が(あの体型で)汗だくになってノックを打っている姿を見て
「俺たちのために監督も汗だくになっている・・・やらないと!」
と選手が自ら前向きな姿勢に変わったそうです。

彼とは卒業後も何度も話していますし、
中学校のボーイズリーグやシニアリーグのグラウンドにスカウトに来た際も顔を合わせたりしました。

「あれだけ全国から優秀な人材を集めたらそりゃ強いよな」
という声があることを彼に話した時、
「それ(素材)だけで勝てるほど高校野球は甘くないって」
と笑って言っていました。

西谷監督の観察眼・スカウティングについてはこちらの記事を合わせてお読みください。(写真をクリックするとサイトにジャンプします)

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中学生が高校を選ぶ時の選択肢のひとつに
「甲子園に出たい」
「プロになりたい」
という結果に対する憧れもありますが、それだけではありません。
「どれだけ自分が成長できるか?」
「卒業後の進路は?」
というプロセスとして捉える視点
も重要なポイントです。

西谷監督は毎年大学野球の選手名鑑を買い、まず4年生の選手に目を向けます。
そして、
「来年この大学のこの選手が抜けてレギュラーが空くから、うちのこの選手なら勝負できる」
という目線で高校3年生の全部員(レギュラーも控えも関係なく)のために
自ら大学へ足を運び頭を下げ、練習会に連れて行くということをしています。

中学生の本人にも保護者にも
「ウチに来てメンバーになれるかはわかりません。
 そこは厳しい競争が待ってると思ってください。
 でもメンバーになれなくても確実に野球だけでなく人としても立派に育てます。
 だから安心して預けてください」
という話を誠実にしています。

実際私も大阪桐蔭の練習を見学させてもらったことがあります。
その時思ったこと。
(これだけ素質のある選手たちがここまで厳しく追い込まれて緻密な練習をしているとは!)
という驚きの連続でした。
詳しくは書けませんが、相当なプレッシャーをかけてバチバチに鍛えていました。
(もちろん暴力などは一切ございません)

さらに、
秋の公式戦が終わるとメンバー外の選手たちのために毎週練習試合を組み、
50打席以上のチャンスを与え、実践の中で育成します。
そして、冬練では徹底的に身体を鍛え大きくするとともに
自主練習の時間を多く取って個々のレベルアップに取り組ませるので、
秋〜冬〜春でレギュラーメンバーが入れ替わることも少なくありません。

ここに入れば自分が成長できる!
卒業後の進路も安心できる!
ハイレベルな環境で勝負したい!

そう思って優秀な人材が集まってきます。
正確には、学校側から声がかからないと入部できませんので
選ばれた者だけが入部を認められます。
しかも、1学年20人という少数精鋭で鍛え上げています。

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さて、

御社ではいかがでしょうか?
御社が望む人財が明確で、御社に入社したら成長できるというイメージを伝えていますか?

日本営業大学で学ぶ就職希望のアスリートは、企業様のスペック(給与や条件等)では選びません。
○入社した後、自身が成長できる環境にあるか?
○この人のために頑張りたい、というモデルがいるか?

という視点で就職先を選びます。
それは彼らが高校や大学を選んできた視点と同じです。

育成手法もまた然りです。
彼らアスリートは競争を勝ち抜いてきた経験を持っています。
また自ら考え実践し、工夫してまた実践するというPDCAサイクルが習慣となっています。
厳しい環境や課題に対し、逃げずに挑戦するマインドが備わっています。

もし、
当校で学ぶアスリートのご採用や協業などに興味をお持ちいただけるのであれば
ぜひ事業説明会にお越しください。
採用実績や受講生の紹介、協業の方法など詳しくお伝えし質問にもお答えします。

【事業説明会(オンライン・無料)】

《日時》
4月8日(金)10時〜11時
4月8日(金)17時〜18時

4月11日(月)10時〜11時
4月11日(月)18時〜19時

4月16日(土)10時〜11時
4月16日(土)17時〜18時

事業説明会についてはこちら ↓

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お申し込みはこちら↓
https://sea.hp.peraichi.com/supporter


今日は、大阪桐蔭高校の事例をご紹介させていただきましたが、
組織作り、チーム作りという視点で見れば強豪校には多くの学びがあります。
これまでたくさんの強豪校にお邪魔してきましたが、
グラウンドや部室が荒れている学校はひとつもありませんでした。
彼らは掃除を「やらされている」訳ではありません。
汚れに「気づく力」があり、そこに対処する「行動力」があるのです。

サッカーW杯、欧州予選で敗退したイタリア代表チーム。
敗戦後のロッカーがゴミだらけだったと報道で見ましたが、さもありなんという感じでしょうか?
https://news.yahoo.co.jp/articles/e86ae614215ffadf4b1565a61c968649250052fb



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