ドラマ『高良くんと天城くん』からみるBL演出について

現在、IMPACTorsの佐藤新と、少年忍者の織山尚大の2人が出演しているドラマ『高良くんと天城くん』

全く中身や内容を見ていないので、その点に触れる事はないが、
俗に言うジャニーズが出演するドラマ(BLドラマ)で、演出とはいえ、ジャニーズタレント同士のキスがテレビで放送される背景にやや疑問をもつ。

歴史をさかのぼれば、かつてKinki Kids が1994年放送のドラマ『人間失格』で口付けをするシーンがあったものの、
ジャニーズ出演ドラマの、ましてやジャニーズタレント同士でキスや恋愛をするハードルが、近年下がっている傾向がある。

2013年には、Sexy Zone中島健人らがコントバラエティー『YOUコントしちゃいなよ』内のコント『美絵流(びえる)学園 3年A組』でBL演出があり、
2020年は映画『窮鼠はチーズの夢を見る』で大倉忠義が、2021年はドラマ『消えた初恋』でSnow Man目黒蓮と、なにわ男子の道枝駿佑の2人でBL演出があった。

(※近年のもので、上記以外に把握していない作品があれば教えていただきたい)

しかし今年に入ってからは、『トモダチゲーム R4』の中で美少年の浮所飛貴と佐藤龍我が、
そして『高良くんと天城くん』の中で佐藤新と織山尚大が、
いずれもドラマの中で必要とされる演出の一部としてジャニーズタレント同士のキスが放送された。

こんな事はこれまで滅多になかった。
憶測でものを語るのも良くないが、亡くなったジャニー喜多川前社長は、BL演出をあまり良しとしていなかったはずではないだろうか。(諸説あり)

ジャニーズもここまでしないといけなくなったか…と少しずつ時代の流れを感じている。

LGBT(Q)も社会的に寛容に受け入れられつつある背景もあり、深く言及する事はないが、
やはりジャニーズタレントも今後は仕事で、同性同士のキスをする仕事が増えるだろうと思う。

勿論色々な背景が重なっていると思うが、
何か複雑な違和感を感じ始めている。



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