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ミニマリストへの漠然とした憧れを紐解く

とある番組で芸人さんが、「10年前のことをこないだと言いはじめたら、おじさんおばさん」と言っていて、ものすごく納得!10年前といったら、2013年・・・ついこないだやん。

私は歳をとることに、あまりマイナスなイメージはないので、おばさんと呼ばれることに抵抗はもともとないのですが、10年のスパンをどう感じるかという尺度はわかりやすいですよね。

上の子が13歳なので、10年前といえば3歳の頃。やっぱりついこの間のことです。この10年間で、いちばん変わったことと言えば、2児の母になったことです。10年前の自分と今の自分では、考え方も生き方も驚くほどに変わりました。

同じことを言い続けているとそれが本当になる

家族4人で生活をしていると、いろいろな場面で家族の意見が食い違うことがあります。例えば、晩御飯を食べに行こうというとき。

オットと2人の子ども達がそれぞれ「食べたいもの」「食べたくないもの」を主張します。その意見のすり合わせがもう面倒。出てくるセリフは

「ママはなんでもいいよ」

これって呪文みたいなもので、言い続けていると、本当に「特に食べたいものはない」と思うようになってくるんですよね。自己流マインドコントロールみたい。

これを、「自分が主張がなくなる」ととらえるか、「そもそも食へのこだわりが薄かったんだな」ととらえるか・・・

私は、後者の方ですね。そもそも、「何を食べるかは自分にとって大切なことではなかったんだ」と思っています。もし、食へのこだわりがとても強ければ、きっと「なんでもいいよ」とは言わない自信があります。

自分にとって大切なもの以外を手放していきたい

こうなると、どこまで自分の生活にとって「特に大切じゃないかな」と思うものをそぎ落としていけるかが気になります。

  • 洋服は清潔感をキープできるレベルの枚数でいいな

  • 靴もほぼ毎日同じの履いてるな

  • 本はほぼデジタルでいいかもな

  • レジャー用品とかもレンタル利用すればいいな

ただ推し活グッズだけは譲れない!

そんな風に考えていたら、ミニマリスト化して行けそうな気がしてきます。SNSでときおり見かける、本当に好きなインテリアと服だけに囲まれた生活をしている人への憧れが再燃してきました。

いやいやでも待て!

わが家にはオットと2人の子どもがいる。オットはコレクターだし、家族4人過不足なく生きていくには、やっぱりそれなりの備えが必要です。いますぐミニマリストになるのは、どう考えても得策ではない。

下の子は9歳。早ければ9年後、遅くても13年後くらいには自立して家を出ていくかな。10年前から今までのスピード感を考えれば、このあとの10年間もきっとあっという間に過ぎ去っていくと思います。

10年後、子育てが終わって残された自分がどう生きていくか。果たしてミニマリストという生き方が、自分にフィットするようになっているのかが楽しみです。




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