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脳内廃棄物

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#詩

脳内廃棄物8

自分のうしろを振り返ると

足跡がついていた

私は安心した

足跡がついている

自分がどこから来たのかわかる

私は安心した

でも、

この足跡は何で出来ているのか

触ってみた

それは後悔だった

後悔で私の足跡は出来ていた

私の道は後悔だらけだった

あの時、なぜあんなことしたのか

あの時、どうして声をかけなかったのか

あの時、どうして…

後悔ばかりが足跡になり、地面にこびりつ

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脳内廃棄物7

ある朝、おじいさんが言いました。

努力は魔法なんだ。

自分を積み重ねて行ける。

どんどん重ねたら高い所に手が届くかもしれない。

でも、自分は努力してるんだなんて、考えてしまうと魔法はなくなってしまう。

そうすると大変だ。

積み重ねていた自分の重さで潰れてしまう。

そうなったらどうすればいいかだって?

そうだな。

もう一度、自分に魔法を掛けるか、一人ひとり自分を退かすか。

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脳内廃棄物6

僕と彼女は一方的な友情関係である

彼女はとても綺麗だ
触ると気持ちいい

僕と彼女は一方的な友情関係である

彼女は寒がりだ
だから、いつも暖かい所にいる。

僕と彼女は一方的な友情関係である

彼女は僕を起こす。
僕が彼女を起こそうとすると彼女は怒る。

僕と彼女は一方的な友情関係である

僕が何かに夢中だと彼女は邪魔をしに来る。
僕が遊ぼうと声を掛けるとたまに無視する。

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脳内廃棄物18

繋いだ手を離さない

口も眼も

嘘をついてしまうから

この手は離さない

離してしまえば

どうやって

君を見つけたらいいのか

分からなくなってしまうから

強く握ってくれないか

僕も君の手をつかんだ

この手を離さない

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脳内廃棄物1

あるところにクマがいた

クマは他のクマが苦手でいつも愛想笑い

他のクマが仲良くしているのを見ているだけ

でもクマはわりと満足していた

なぜなら

クマはクマがクマ以外になれないことを知っている

クマはクマだから

否定も肯定も好きも嫌いもない

ただいまクマはクマなだけ

だからクマはクマなことで嫌な気持ちにならない。
#ポエム #詩 #雑記 #オリジナル

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