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備忘録 フィンランド旅行〜年末年始〜元旦バルト海ダイブまで


こんにちは、にぎです。
今回は年末年始のカウントダウンから元旦に凍ったバルト海へダイブしたことを書きます。

👆前半はこちらからどうぞ。

前回の続きですので4日目から綴ります。

🔸四日目

この日は9時台の飛行機にのるために再びvisitイナリの送迎バスに乗車。先日ロヴァニエミの爆走ニキズの洗礼を受けた私には、送迎してくれるおじさんの運転が大変優しく紳士的に感じました。イナリで鍛えられすぎたか…?

朝イチの便でしたが沢山人が乗っていました。


空港にて荷物の搬出を待って11時半頃には空港を出発、12時にはヘルシンキへ着きました。12/31はマルスキというホテルに1泊する予定でしたのでチェックインの時間までロビーにて預かってもらうためにマルスキへ。

こちらのホテルは湯舟があるとのことで予約したので、久しぶりにあたたかい湯に浸かれることに心底ワクワクしていました♬

が!!!

手配した部屋にはついておらずヘルシンキの寒空の下心は冷え切り血の涙を流しゴリラの雄たけびを上げました。みなさんは自分の部屋に湯舟があるかどうかちゃんと確認してから予約してくださいね(泣)

マルスキに荷物を預けてから、トラムでイッタラアラビアセンターへ。トラムはイッタラアラビアセンター行き(終点)というものに乗って終点で降りましょう。

ちょっとだけ外れたところにあります。


センターにはアウトレットがあるので安くて良い品物を探しに向かいました。尚、上の階にあるミュージアム(無料)を回覧すると、アウトレットで使える割引券(!)が貰えるので、時間がある人はぜひミュージアムを覗いてからアウトレットへ行かれることをお勧めします。

アウトレットはめちゃくちゃ安く、手がはちきれるくらいお土産を購入しました。むしろもっと買っておけばよかったかもしれない…と後悔したくらい安いんです。尚、イッタラアラビアの横にあるフレイソンというお店もアウトレット商品があり、とてもかわいい鞄やタオル、お洋服までもが大変安くなっていました。北欧チックな柄が好きな方にはハマるメーカーかと思います。そこでも自分のお土産と人へのお土産を購入。

この2か所で購入したものは免税扱いとなります。免税処理を行えるとまぁまぁな額がかえってきますが、私達の場合はEU圏を出る最後の経由地で免税を行わなければならなかった為、ドイツはフランクフルト空港での免税でした。こ~~~~~~~~れがま~~~~~~~た大変苦労しましたのでどなたかの参考のために後述しますね。

大量に買い物をしたのでマルスキに寄り再度荷物を預けにいきました。チェックイン時間ちょうどに行った為、かなり並んでおり後程ゆっくり荷物搬入した方が良いわ、ということでヘルシンキ散策再開。stokckmannというヘルシンキと言えば!の大型百貨店へ行ったり、めちゃくちゃデカイoodiという図書館へ遊びに行ったりしました。

大晦日、stockmannの営業時間は時短とのことで、夕方位までは空いていましたし、集客もかなりありました。デパートの中にはフィンランドの代表メーカーマリメッコ・イッタラはもちろん、他のメーカーも入っていましたし、BOSSやKENZOなども入っていました。大谷選手が着用しているBOSSのロゴ刺繍パーカーが8千円ほどでめちゃくちゃ安く、購入を悩み倒した挙句買わずに帰国。後日日本のアウトレットにて同じようなもの(ロゴプリントパーカーなので、刺繍よりも原価は安いと推察)をたまたま見つけたのですがなんと2万円…!!stockmannで安いものがあったら躊躇せずに購入をお勧めします…。

oodiは図書館ではあるものの、ゲームができたりミシンがあって使えたり、3Dプリンターまでもが自由に使えます。この人コスプレの衣装作ってるな?って人も見かけました。大晦日の31日でしたが開館していたため沢山のひとが図書館へ遊びに来ており、こんな大きな創作施設があれば遊びに行くよな~なんて思いつつ滞在。

軍艦みたいな形をしている


続いて、kamppiセンターへ遊びに行きました。カンピはバスターミナルが地下にある、大きなショッピングモールとなっています。Kスーパーマーケットも大型店舗でいろんなものが揃っている模様。オススメはnormalというドラッグストアのような施設で化粧品から日用品からなんでもござれ。お菓子もスーパーよりも安いです。なんとマービスのホワイトニング歯磨き粉が5€!(日本円で800円くらい)ひっくり返りそうなくらい安かったので自分用とお土産用に大量購入しました。にしても安すぎる…穴場ですので是非。


スーパーやカンピで買い物を楽しんだ後は再度マルスキへ行き、やっとチェックイン!かなり歩き回ってヘトヘトだったので小一時間睡眠休憩…なんて思って目が覚めたら23時を回っていました。年越しまであと1時間しかない!と死ぬほど焦り急いで服を着こみホテルを飛び出すと、そこにはすこぶる治安が悪くなった首都・ヘルシンキが待っていました…。

爆音で走る車が突如現れ出した


あまりの豹変ぶりに驚きフィンランドの年越し文化を調べてみたら、大晦日の夜は羽目を外すフィンランド人が多いそう。街中で酒瓶片手に騒いでいる若者たちであふれかえっているわけだ…。クラブに派手な格好(極寒)で繰り出す若者、年も越していないのに爆竹がいたるところで暴発、ブルルン音の煩いヤン車出現、やりたい放題世紀末cityになっており正直ビビり散らかしました。ヘルシンキ大聖堂でカウントダウンを行うとのことだったので早足でヘルシンキの中心部を去ります。

ヘルシンキ大聖堂の階段上には既にカウントダウンの花火を待っている人が沢山いました。私も階段上に登ろうとしますが、階段が凍結しておりめちゃくちゃアブナイ。手すりを持ちながらそろりそろりと上っていき空がよく見える所まで移動し、花火を待ちます。


happy new year!

フィンランド語で、おそらくカウントダウンの数字なんだろうな~と思われるコールが終わり、花火が打ちあがり周りでも博打が打ちあがる中早々にマルスキへと帰ります。そういえば夜ご飯をたべていなかったので、深夜でも開いてるマクドへ行き、フィンランド限定のハンバーガーを購入。このマクドは治安が本当に悪かった…!スリっぽい人もいたので行かれる方は鞄を前にしておきましょう。

バンズがツヤツヤしてますね。


マクドでおなか一杯になった後はスーパーで購入しずっと楽しみ取っておいたアイスを食べました。これ、おいしそうなビターチョコ味だとおもうでしょ??そう思って私も購入したのですが、なんとこれ…リコリス味なんですね。一口齧ってあまりの衝撃にオッハァーン!?と叫びました。リコリス味のアイスはなかなかに手強い相手でした。

どうみてもおいしいチョコアイス。
中身は濃厚リコリス味。



🔸五日目

この日の大きな目的はサウナ後のバルト海ダイブ!夕方に施設を予約していたので、お昼までは市街観光で過ごします。マルスキは朝食バイキングがついていたので喫食。生の果物をそのままプレスして生ジュースを作る珍しい機械があったので使いました。トナカイ肉のソーセージ?みたいなものもありました。

この左のリンゴンベリージュース?が
美味しすぎて500000000杯飲んだ

腹ごなしをした後は隣の駅にあるTriplaのPrismaへお土産探しに行きます。大型ホームセンターのような所で、マリメッコの紙ナフキン、ポストカード、ペーパーバッグが沢山ありました。こまごました雑貨がとても安いのでばらまきお土産を最安値で購入したい場合はここのPrismaがおすすめです。ヘルシンキから空港方面へ1駅ですので時間ある方は是非行ってみてください。

ここのTriplaモールには正月でも唯一開いてるマリメッコの店舗もありますので、ここもおすすめです。わたしはここでマリメッコのワンピースを購入しました。日本円で4万くらいしましたが現地セール価格だと1万3千円くらいでした。マリメッコはフィンランドで買うしか選択肢が無さそうなくらい安いです。

さて、モールを堪能した後はいよいよサウナに向かいます。フィンランドでは犬changと基本一緒にお店に入れたり、電車に乗れたりするので街の至る所で見かけますし、何回か触れ合わせてもらって犬好きのわたしはニチャニチャしました。
今回は柴犬を発見!思わず「shiba-Ken?」と声をかけると「Yes! His name is miso-soup!」と言って触らせてくれました。写真撮っていい?というともちろん!と。遠く離れた北欧の地で日本のイッヌを見かけるとは…。とてもほっこりしますね。

みそちゃん(柴) 毛がもっふもふ。


うろうろしている内に予約の時間になったので、サウナへ向かいます。16時~が最初の枠だった為、人が殺到しており大混雑で入口がパンクしていました。10分ほど早く行っていたので中に入るまで待ちが発生しても時間のロスにはなりませんでしたが、もう少し後に着いていたらかなり待つことになったので早めの行動がおすすめです。

loylyにはサウナが2つあり、1つは低温、1つは高温でした。低温には
3歳ほどの若者(※サウナデビュー早くない!?)も入れるくらいの低温なので、サウナ好きには物足りないかもしれません。私はサウナが好きなので高温の方に何度も入りました。高温サウナでロウリュされると室内が灼熱地獄になりますがこのカーッとした暑さと吹き出す汗が快感で何度体感しても気持ちが良いです。外がマイナスの世界なので、アッチッチ状態で外に出るだけで十分冷えますが、loylyの神髄であるバルト海に繋がる階段があり、そこから極寒の海へとダイブできます。

ここにドボンする。

ここまで来たなら海に入らないわけにはいかないよなぁ!?という事でバルト海チャレンジしました。バルト海までの階段が地味に長い!ドボンした瞬間全身が刺されたような寒さに晒され、海から出た後一瞬で体が凍るのがわかります。

本当に寒い、むしろ痛い!

2人で入ったので、先に上がった人間が写真を取るのが一番の地獄。夫はバルト海を堪能しまくり泳ぎ出して上がってこないので早く出て来ないと先に入った私が!!死ぬから!!!早くして!!と絶叫しました。ちなみに、アジア人が多く来訪していましたが、海に浸かる人はあまりいませんでした。フィンランド人は酒飲みながら普通に入ってたかな、おそるべし…。

サウナに疲れた時は真ん中にある自由休憩所を利用できるので、暖炉に温まりながらビールを飲んだり、ロンケロ(ジンとグレープフルーツのサワー)を飲んだりしてのんびりできます。私達はサウナ体験が好きすぎて6回くらい出たり入ったりを繰り返しまして、案の定帰り道で湯あたりになってしまったのでほどほどの入浴をオススメします。。。


こんな場所でゴロゴロできる。最高!


最終日は、翌日の飛行機が7:20~早朝の便だったので、空港の目と鼻の先にあるヒルトンに宿泊しました。

空港から歩いて400メートル?くらいしか離れておらず、とても快適でした。なんとここには浴槽がついていたので1週間ぶりくらいに湯舟に浸かる事ができ天国に昇るような心地でお風呂を堪能しました。浸かると浸からないでは体のダルさが全然違います、お風呂って偉大…(´へωへ`*)

最後の晩餐はホテルの中のレストランで取りました。本当は空港内のレストランの営業時間に間に合う位余裕がありましたが、外が極寒のため断念。レストランの食事がとてもおいしかったので結果的に良かったと感じています。

サーモンスープとパスタ。
味付けが外国人好みだったのかな、おいしかった~


🔸六日目

予定通りヘルシンキ発7時台の便に搭乗。ヘルシンキの保安検査後のエリアは朝早くからやっており、マリメッコもムーミンショップも5時位から開いています。お土産を買い忘れた方にはもってこいの場所でした。私も最後にマリメッコにて購入。

早朝なのににぎわっている。



ヘルシンキからフランクフルトまで移動し、最後のEU圏であるドイツのフランクフルトで2時間程の待ちがあったので、免税処理を行うことに。

免税は、お店からもらった書類に下記の情報を記載する必要があります。

・パスポート番号
・名前
・住所
・メールアドレス
・電話番号
・パスポートサイン
・税金還付方法
・クレジットカード番号(必要なら)

上記必要事項を記載したら、出国審査後のカウンター『Zoll-Export Certification』(ワシのマークが目印)に係員がいるので書類を提出し、印を貰います。
その後、Cash Refund や Tax Free という看板の「税金払い戻し窓口」へ先ほど承認をもらった書類を提出すると、税額分をクレジット・もしくは現金で返金されます。

グローバルブルーは担当者がしっかり聞いてくれて書類も受け取ってくれて、手続きがわかりやすかったのですが、問題はplanet(フレイソンなど)です。planetに関しては窓口が別となっており、そもそも場所が変なところにあるので見つけることすら苦労します。やっと見つけていくとアジア人のおばちゃんが。上記カウンターで押してもらった書類をみせると受け取らずに隣にある小さなポストへ投函しろ!とのこと。こんなペラペラなレシートのような紙だけで投函して良いの…?と不安になりましたが、入れろ入れろとうるさいので従いました。結果1か月半後くらいにちゃんと戻ってきたので安心しました。

フィンランド~ドイツ経由で帰られる方は少し手間ですが、お得なので免税処理をして帰国することをオススメします。


最後、台湾の桃園空港に寄り、アジア料理を久しぶりに食べたくなって空港のフードコート4Fの美食広場にて小籠包セットと本場のタピオカミルクティーを購入。染み渡る美味しさでした。アジア料理はおいしい…

これでウン百円。やっすい。


エバーエアーの機内食もとてもおいしかったので沢山食べた上に台湾でも食べ、満腹になって帰宅し体重が増えただろうなぁと思ってすぐ測ったら、行きよりも1キロ痩せていたので、寒いところって無条件に痩せるのだな…と思いました。

以上、フィンランド編終わりです。
今度は夏に行きたいなぁ。

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