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【読書レビュー①】「ずっとお城で暮らしてる」(ネタバレ有)

こんばんは。PisMaです。

新しい本を読み始めました。

今回は
創元推理文庫「ずっとお城で暮らしてる」
著:シャーリィ・ジャクスン
訳:市田泉

です。

まだ少ししか読めてないので、内容把握のため書きます。間違ってるところがあったら次回訂正しますね。
初めてのシャーリィ・ジャクスンです。
1916年生まれのアメリカの女流作家さんのようですね。他の作品も面白そうなので、読みたい本リストに入れておこうと思います。


「コンスタンスは、自分の周りでハエのように__ごめんなさい__家族が死にかけているというのに、手遅れになるまで医者を呼ばなかった。シュガーボウルを洗っていたのですね」(本文より抜粋)


主人公はメアリ・キャサリン・ブラックウッド。とある資産家一家のお屋敷で暮らす少女です。
茶色い靴を履いた、お姉ちゃん大好きな少女です。

妖精のような美しい外見の姉のコンスタンス(コニー)・ブラックウッド、
車椅子に乗った叔父のジュリアン・ブラックウッド。

の3人で、大きなお屋敷に住んでる感じですね。

この3人はお屋敷からほぼ外に出ず暮らしており、主人公のメアリが町へ買い物にいく描写から始まります。
正直なところ、私はアメリカのジョークや風習・しきたりなどが分からないのでニュアンスで読んでいくことしか出来ないのですが…、なんともメアリは町の人が大嫌いということだけはよく伝わってきました。

そして、町の人もメアリもといブラックウッドの家の者を腫れ物の様に扱う印象。
お高くとまった嫌味な富豪だ、という意味の印象なのか、それとも過去にブラックウッド家に何か原因があるのか。もう少しきちんと読み込んでみたいと思います。

またこのお屋敷にも、様々な友人が遊びにきます。

ブラックウッド家の秘密を知りたい、ブラックウッド姉妹の母の友人ヘレン・クラーク。
おどおどした、ヘレンの友人ルシル・ライト。

この2人がお屋敷に訪れ、お茶会を開くのですが…ブラックウッド家に姉妹と叔父しか居ない「理由」の話になります。

ある日の晩餐。
姉妹以外の人間が、砂糖に混じった「砒素の毒」に当たり食べたものは全員が亡くなった。

そして、その日の料理をしていたのは
姉のコンスタンス・ブラックウッド。

一度は疑われ逮捕された彼女でしたが、無罪放免になりそれ以降は人と関わらなくなった…?といった文脈に見えました。もしや、村の人には姉が「大量殺人者」だと思われているのかもしれません。

今回はここまで。
この疑惑が本当か、また別の真実があるのか。
これで第二章が終わりなので、次のお話が楽しみですね。

お相手は黄緑の魔女PisMaでした。
明日もひとの悪意に踊りましょう。

おやすみなさい。

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