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成功は無数の屍の上にある

どうも、ニグです。

皆様、あけましておめでとうございます。

平成もあと3ヶ月を切ってしまいました。新しい時代、どう生き抜いていくかを毎日考えています。

あいも変わらず今年も私のnoteをみていただければ幸いです。

新年一発目のこのnoteのテーマは「屍」です。


ネットにはびこる「成功メソッド」

最近あたらしくtwitterの趣味のアカウントを初め、多くの人をフォローしていくと、やたらと「副業女子」やら「脱サラして年収5000万」、「借金まみれからの億万長者」など、先入観なしで見たら凄い経歴のアカウントがうじゃうじゃ出てきます。

インターネットのサイトでも、投資のための虎の巻やインフルエンサーのためのノウハウマガジンなどが横行しています。

まあ、改めてみるとほとんどが詐欺や架空請求などのアカウントです。

しかし、中には凄腕投資家とか、本当に副業で5000万を生み出し続ける女性がいます。

それらのアカウントを巡っていて気づいたのが、

「たった○○円で成功メソッドをご購入できます!」

というサイトへの誘導が少なくとも一つはあるということ。

確かに、自分の成功体験はその人にしかない情報ですから、それを他人に伝えるという行為自体に価値が発生します。

けど、あまりにも胡散臭い。

よくよく考えてみてください。

たった1000円足らずで成功するなら、みんな金持ちになってるはずなのでは?

少なくとも自分はこう考えました。

多分、今もこの考えは間違っていないと思います。

なぜなら、その人にしかない前提がないとそのメソッドは100%生かせないからです。


「成功メソッド」に必要な「前提」という罠

多くの実業家は「前提」を書きません。そしてメソッドにはどのように行うか、どのように動いていくかが書かれます。

しかし、そのメソッドは、書いた人本人にしかわからない「前提」の上で書かれます。

例えば自分がyoutubeで売れるためのメソッドを書いたとしましょう。

そのメソッドを活かす上での前提の知識やソフトの使い方などを書かなければ、そのメソッドは受け取り手は100%使いこなすことは出来ません。

じゃあなぜ、実業家の方々は「前提」を書いてくれないのでしょう?

お金を騙しとろうとする人はわざとだと思います。

しかし、多くの実業家の方々は、

「前提」が当たり前と思っているため、世の中の人は知っていて当然と考えているからです。


本当にいいものもある

中には、本当に役立つものもあります。

自分の「前提」を赤裸々に話し、受け取り手に本気で役立ててもらおうとしているメソッドも多くあります。

しかし、今現在のところそのような有用なメソッドはごくわずかです。

自分も数多くのメソッドを読んできましたが、本当にいいものと感じたのは両手で数えられるほどしかありませんでした。

数多くある有料メソッドの中から本当にいいものを見つける時点から、あなたの見極める力が問われているといっても過言ではありません。


「前提」のない有料メソッド=悪?

さて、ここからが本題です。

今までの話だと、「前提」のない有料メソッドは活かすことができない、つまり買っても役に立たないものと捉えています。

しかし、一概に「前提」がないからといって切り捨ててしまうのはあまりにももったいないです。

もし、あなたが「前提」のないメソッドを購入してしまった場合、どうすればいいのでしょうか?

答えは簡単です。

100%活かすのではなく知識として吸収すればいい


メソッドは違う視点から見ると、どのサイトよりも詳しい経験が書かれているものです。

100%活かそうとしなくていいんです。

成功のためのノウハウよりももっといい、その人にしかない濃密な経験がつまっているんです。

言わば書いた人の人生が書かれているんです。

これを活かさない手はないでしょう。


メソッドはその人の屍の山である

メソッドは、その人の失敗の記録であると言い換えることもできます。

その人が今までにやって来たことの上澄みだけを知ることが出来るのです。

言わば険しい登山道が続く山をヘリコプターで山頂に直接たどり着くようなものです。

書いた人の失敗という無数の屍の山の宝だけをしることができるのが、メソッドなんです。

山頂だけをヘリコプターで渡っていくように、
屍の上のお宝だけをかっさらうように、

そのメソッド通りに行動するのではなく、様々なメソッドを吸収し、自分の経験として吸収することが大切です。


まとめ
・メソッドは100%活かさなくてもいい
・メソッドはその人の人生の経験
・失敗という屍の上にあるものだけを知れ


いかがでしたでしょうか。

どんどん知らないものに触れて、自分の知識を蓄えていきましょう。


ここまでお読みくださりありがとうございました!

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