日本史実況中継(補強プリント)日本史テスト236-238元禄文化実況中継③P42~P49

236 P42ーP44

1. 荻生徂徠(おぎゅうそらい)は徳川吉宗の諮問(しもん)に応(こた)えて政治・経済についての意見書を書きました。何ですか。
☆諮問・・・有識者または一定機関に意見を求めること。
2. ①荻生徂徠の弟子は誰ですか。
②この人物の著書は『( ① )』と『経済録(けいざいろく)拾遺(しゅうい)』です。
③内容。( A )にも商売をさせる。
④内容。( B )の奨励。
★自分の支配地でとれる特産物を強制的に藩が買い上げて、船に積んで遠くで高く売る。
3. ①世の中をどう経営して人々を平和に豊かにさせるかという学問を何と言いますか。
②19世紀に( A )・( B )・( C )らが出てきます。現代社会の改革。
4. 林羅山が仕えた人物は。
5. 朱舜(しゅしゅん)水(すい)が仕えた人物は。
6. 山崎闇斎が仕えた人物は。
7. 木下順庵が仕えた人物2人は。
8. 熊沢蕃山が使えた人物は。
9. 室鳩巣(むろきゅうそう)が仕えた人物は。
10. 稲生若水(いのうじゃくすい)が仕えた人物は。
11. 新井白石が仕えた人物2人は。


1. 『政談(せいだん)』
★武士は農村に戻るべきだ、「武士帰農論」など。
2. ①太宰(だざい)春(しゅん)台(だい)
②『経済録(けいざいろく)』
③A:大名
④B:専売制
3. ①経世論(けいせいろん)
②A:海保(かいほ)青(せい)陵(りょう)(『稽古談(けいこだん)』、重商主義、富国) 
B:本(ほん)多利(だとし)明(あき) (『経世(けいせい)秘策(ひさく)』、開国貿易)
C:佐藤信淵(さとうのぶひろ)(『経済要録』、物産の開発)
4. 徳川家康(家康以降4代の将軍に仕える)
5. 徳川光圀(光圀、彰考館、『大日本史』)
6. 保科正之
7. 徳川綱吉、前田綱紀
8. 池田光政
9. 徳川吉宗(室鳩巣、『六諭衍義大意(りくゆえんぎたいい)』)
★六諭衍義大意・・・明の洪武帝の発布した6条から成る教育勅語の解説書。
10. 前田綱紀(若水、『庶物類纂』)
★庶物類纂・・・本草学。動物、植物、鉱物についての記事を集めて、分類して実物によって検証したもの。本草とは中国の伝統医学における薬物に関する学問。
11. 徳川家宣・徳川家継

237 P44-P46

1. 彰考館を作った人物は誰ですか。
2. 徳川家綱を補佐した人物は誰ですか。
3. 徳川綱吉は誰を顧問にしましたか。
4. 池田光政が登用した人物は誰ですか。
5. 『東寺百合文書』を整理した大名は。
6. 徳川家宣、家慶を補佐した人物は。
7. 熊沢蕃山の著書は。この著書で朱子学を批判して古河に幽閉される。
8. 山鹿素行の著書は。この著書で朱子学を批判して赤穂に配流となる。
9. 新井白石が著わした、合理的な歴史学の典型とされる日本史の概説書は。
10. 稲生(いのう)若水(じゃくすい)が著わした著書は何ですか。
11. 古今(こきん)伝授(でんじゅ)を排し、最初に歌学(かがく)の革新を主張した人物は誰ですか。
★古今伝授・・・『古今和歌集』の解釈上の問題点を、師匠から弟子へ教授し、伝えていくこと。東常縁(とうのつねより)から宗祇(『新撰菟玖波集』『水無瀨三吟百韻』、正風連歌)に伝えられたのが始まり。ついでに宗鑑は俳諧連歌。
12. 徳川綱吉により幕府の歌学方に登用され、国学発展の先駆者となった人物は。
13. 徳川光圀の依頼による万葉集研究など、古典注釈の自由な研究を進めた僧侶は誰ですか。
14. 組み合わせが正しい物はどれですか。
①戸田茂睡―『源氏物語湖月抄』
②北村季吟―『梨本集』
③契沖―『万葉代(まんようだい)匠記(しょうき)』

1. 徳川光圀
2. 保科正之
3. 木下順庵
4. 熊沢蕃山
5. 前田綱紀(加賀藩)
6. 新井白石
★『折(おり)たく柴(しば)の記(き)』・・・新井白石の自叙伝。
★『読史余論(とくしよろん)』・・・徳川家宣に日本史を進講した際の講義案。
★『西洋(せいよう)紀聞(きぶん)』・・・屋久島に潜入したイタリア人宣教師シドッチを尋問したときの記録をまとめたもの。
★『古史通(こしつう)』・・・古事記・日本書紀などを比較検討して、神武天皇までの神代史を再構成しようとした。
7. 『大学或問(だいがくわくもん)』
8. 『聖教(せいきょう)要録(ようろく)』
9. 『読史余論』
★九変五変論・・・藤原政権後「九変」して武家の時代となり、さらに「五変」して徳川政権の成立を見たという全体構想。
10. 『庶物(しょぶつ)類纂(るいさん)』
★日本国内の産物の実態を記した。本草書。
11. 戸田茂睡(とだもすい)
12. 北村季吟(きたむらきぎん)
13. 契沖(けいちゅう)
14. ③
★戸田茂睡―『梨本集(なしのもとしゅう)』(歌論書)
★北村季吟―『源氏物語湖月抄』『枕草子春曙抄』

238 P47-P49

1. 仏教を統制するための制度は何ですか。
2. ①人々はどこかのお寺に所属します。制度名は何ですか。
②人々について、寺院にその檀徒であることを証明させた帳面を何と言いますか。
③檀那寺が檀徒に対して発行する文書を何と言いますか。
3. ①明の僧で来日し、日本の黄檗宗(おうばくしゅう)(禅宗の一種)の開祖とされる人物は誰ですか。
②黄檗宗の寺院で京都宇治にあるものは何ですか。
4. 修験僧の「円空」が残した仏像のことを何と言いますか。
5. 俳諧の流れについて
二条良基―( ① )―( ② )ー松永貞徳―( ③ )―松尾芭蕉
6. 正風連歌は誰ですか。東山文化。
7. 俳諧連歌は誰ですか。室町後期。
8. 貞門俳諧は誰ですか。江戸初期。
9. 談林派俳諧は誰ですか。江戸前期。
10. 正風俳諧(蕉風俳諧)は誰ですか、元禄。
11. 談林俳諧、正風俳諧に対して古風の俳諧は何ですか。
12. 俗語の使用、滑稽味が特徴の俳諧は何ですか。
13. ①西山宗因の門弟に『好色一代男(こうしょくいちだいおとこ)』で有名な人物がいます。誰ですか。
②この人物が書いた小説は何と呼ばれますか。
14. ①「幽玄閑寂」「さび・かるみ」を特徴とする俳諧は何ですか。
②この俳諧を確立した人物は誰ですか。
③この人物の作品は何ですか。

1. 本山(ほんざん)・末寺(まつじ)制度(せいど)
2. ①寺請制度
②宗門改帳(しゅうもんあらためちょう)
★各村で作成。幕領では、遠国奉行、領主らがその支配内の分を取りまとめて、毎年10月幕府の寺社奉行に提出した。
③寺請証文
3. ①隠元隆琦(いんげんりゅうき)
②万福寺(まんぷくじ)
4. 円空仏(えんくうぶつ)
5. ①宗祇 ②宗鑑 ③西山宗因
6. 宗祇
7. 宗鑑
8. 松永貞徳(貞門派)
9. 西山宗因(談林派)
10. 松尾芭蕉
11. 貞門俳諧(貞門派)
12. 談林俳諧(談林派)
13. ①井原西鶴
②浮世(うきよ)草子(ぞうし)
14. ①正風俳諧(蕉風俳諧)
②松尾芭蕉
③『奥の細道』
―――まとめ――
二条良基
宗祇・・・正風連歌
宗鑑・・・俳諧連歌
松永貞徳・・・貞門俳諧
西山宗因・・・談林俳諧
松尾芭蕉・・・正風俳諧(蕉風俳諧)

バナナを購入したいと思います。メロンも食べてみたいです。