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ナイジェリアチンパン、自由研究提案

夏休みには「自由研究」という若き研究者育成プログラムがあるようです。私なりに考えてみました。

1、バナナとりんごとみかんの腐り具合

昆虫を飼育するための箱を3つ用意致します。そしてそれぞれの箱の中にバナナ、りんご、みかんを一個ずつ入れます。あとは毎日状況観察をします。常温、常圧が良いでしょう。手触り、臭いなど具体的に描写をしていきます。写真も追加して視覚的に捉えられるようにするといいでしょう。腐り具合選手権です。

2、毎日の公園掃除

朝と夕方に公園の掃除をしに行きます。お昼は暑いので回避します。その公園の汚れ具合を見てみます。集めるものは、落ち葉、木の枝、霊長類によるゴミにします。朝の分量、夜の分量を日々記録していきます。集めたゴミを1日単位で測量しそこからわかることを書いていきます。例えば、ゴミを回収する前に回収量が1番多いのは何なのか予想を立ててその予想と比べ考察します。ゴミではペットボトルが1番多いと予想をたて、結果がもしビニール袋でしたら、なぜビニール袋は捨てられやすいのかといった具合に考えていきます。落ち葉や木の枝も曜日ごとで違いがあるかも知れません。風が強かった、気温が高かったなどです。

3、本の解読

読書感想文と類似しておりますが、自分で意見を述べるのではなく、難しい本を自分なりに翻訳する作業となります。本はやや難しい内容、種類を選びます。生物、環境、哲学、政治、経済、倫理などです。例えば哲学書を選びましたら、国語辞典やインターネットを駆使して解読していきます。1行目から自分なりに理解したこと、自分の生活圏ではどういったことになるかなどを書いていきます。内容が合っているか合っていないかは気にしません。分からない言葉は調べます。調べた先でも分からない言葉がありましたら、またそれを調べます。どんどん内容から離れて言葉の解釈作業になってしまいますがかまいません。本の全解釈が夏休み中に終わらなくても良いと思います。たとえ本の10ページしか終わらなくても結構だと思います。解読作業を証明するノートやルーズリーフにたくさんの知識を記載していれば、結果としてそれらが自分の知識となり必ず役に立つ時が来ます。本を楽しむものだけでなく、知識の幅を広げてくれるものと認識できればこれ以上の成果は無いと思います。

バナナを購入したいと思います。メロンも食べてみたいです。